少年の非行防止や健全育成を図るために

定期的に街頭活動などを行っている

小諸少年警察補導員。

新年度からの委員への伝達式が、

20日(水)に小諸警察署で行われました。

 

小諸少年警察補導員として、

今年度から新しく委嘱を受けるのは、14人です。

そのうち、この日の伝達式には、11人の委員が出席しました。

 

挨拶に立った小諸警察署の寺島正署長は、

集まった委員らに少年の非行防止などへの

協力を呼びかけていました。

 

続けて、補導員らに委嘱状が交付され、

皆、新たな任命を受けて、

気持ちを引き締めているようでした。

 

長野県内で去年1年間

犯罪などを犯した非行少年の総数は249人です。

少子高齢化の影響もあり、前の年に比べて27人少なく、

小諸市内でも減少傾向にあります。

 

小諸少年警察補導員は、警察署の委嘱を受け、

街頭指導を始め、立ち直り支援など、

子どもの安全保護活動などをボランティアで行っています。

 

補導員の任期は2年。

長年に渡って活動を行っている人も多く、

少年の非行防止に大きく貢献しています。

 

補導員らで、

「小諸少年警察ボランティア協会」をつくり、

会員間で連携を図りながら、活動を行っています。

 

この日、会長には、

これまで7年間に渡って少年補導員を務めてきた

松尾哲さんが就任することが決まりました。

 

松尾哲会長

「とにかく小さい子どもたちが悪い方に進まないように

指導していきたいと思っています。

ですから朝の挨拶だけはきちんとやる

というふうにしていきたいなと思っています。

やる以上は悔いのない警察の方と話して

打ち合わせしてなんとかやっていきたいと思っていますので、

よろしくお願いします。」