「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」中学生の部で、

小諸東中学校1年の小野悠希さんが、

審査員特別賞を受賞しました。

 

小諸東中学校1年生の小野悠希さん。

国際協力機構JICAが主催する

「国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」

中学生の部で、

見事、審査員特別賞を受賞しました。

 

今年度は、

全国から中学生の部に2万3170点の作品が寄せられ、

小野さんの作品は上位10点に選ばれました。

 

小野さん

「正直、驚いてうれしかったです。」

 

小野さんは生まれつきの病気の影響で、

保育園の頃から車いすを利用しています。

今回、「車いすをリサイクル!」と題し、

成長して体に合わなくなった自身の車いすを

発展途上国の人に届けたいという思いをつづりました。

 

中学校入学後、

車いすを発展途上国に贈る取り組みがあることや、

発展途上国では車いすを買えず、

自由に行動できない人がいることを知った小野さん。

 

小野さんは

初めて車いすに乗ったとき、

自由に自分の意思で移動できる喜びを感じたといいます。

その経験から、

「発展途上国の人にも

自分1人で移動できる喜びを知ってほしい」と、

車いすの寄付を決めました。

 

小野さん

「体が大きくなってもう使えなくなって、

ただ捨てるのではなく、

別のことに使えないかなと思ってインターネットで調べました。

コロナが収束したら、今回は送れなかったんですけど、

収束したら送りたいと思います。」

 

負けず嫌いで、何事にも前向きに取り組む性格の小野さん。

将来はチェアスキーの選手として、

世界に羽ばたきたいといいます。

 

小野さん

「ぼくは、将来チェアスキー選手になりたいんですけど、

海外のいろいろなスキー場に行って、滑りたいです。」

車いすを通して、小野さんの世界はますます広がります。