県が、新型コロナの感染急拡大を受けて政府に要請していた

「まん延防止等重点措置」が、

27日から適用され、来月20日までの期間、

子どもの感染拡大防止や

飲食店への要請など様々な対策が行われます。

 

まん延防止等重点措置の適用決定を受け、

26日(水)には市が対策本部会議を開き、

県の対策に基いて、市の対応を決めました。

 

その中で小諸市は、市内の公共施設について

引き続き感染警戒レベル5と同様の措置を

取ることになりました。

 

市立小諸図書館は本の貸し出し・返却のみ利用可能。

午後6時で閉館です。

市民交流センターは新規利用申し込み受付を中止

こもテラス1階・2階は使用中止です。

文化センター、小諸市人権センターは

館主催事業と新規の予約受付を中止しています。

なお、来月4日からの児童生徒書初め展は

乙女湖体育館での展示のみ行います。

 

総合体育館など体育施設は、

市の自主事業と新規予約を中止しています。

飯綱山公園はドッグランを閉鎖

小諸市全域の公園内遊具は使用禁止

小中学校体育施設は利用中止となっています。

 

また、予定していたイベントや講演会などは当面の間

延期、または中止となります。

 

学校については、県立学校は対面授業とオンライン授業、

自宅学習を併用し、

学校行事や部活動は原則中止となっています。

 

小諸市内の小学校は課外クラブ活動と委員会活動を中止。

中学校は部活動を原則中止とし、

まん延防止期間中に公式の大会がある場合は、

保護者の同意の下、参加を可能とします。

ただし練習時間は1時間程度とするということです。

 

また、小中学校とも、

校外での行事は中止または延期とします。

家庭内での感染予防対策を徹底するよう呼びかけ、

家庭内に体調の悪い家族がいる場合には

子どもの登校を控えてもらうようにし、

その場合、欠席ではなく出席停止扱いとなります。

 

なお、小諸市内では、

現在までに学校内でのクラスターなどが

発生していないことから

感染予防を徹底した上で

当面は通常通り授業を行います。

状況をみながらオンライン授業などの対応を

取り入れるとしています。

 

市立保育園は県の対応に準じて感染防止対策を徹底して

原則開所としますが、

家庭で保育できる保護者に対しては、

できる限り登園を控えるように呼びかけるとしています。

また、感染への不安がある場合にも登園の自粛を

お願いするということです。

 

また私立の保育園や幼稚園も通常通り開園していますが

市の保育園と同様

家庭で子どもを保育できる場合は

登園を自粛してもらうなどの

対応をとっています。

行事などは延期または中止としています。

 

なお県は飲食店や喫茶店への要請として、

「営業は午後8時まで、

酒類の提供は行わない」ことを基本とし、

感染症対策の認証店「信州の安心なお店」に限り

酒類の提供を行う場合、

午後9時まで営業が可能となります。

認証店は、営業時間について

どちらかを選ぶことができます。

市内の対象店舗は319店。

時短要請に応じた場合には協力金が支給されます。

 

会食の人数は一律「4人以内」に制限しています。

 

現在、県内では感染が急拡大し、

医療機関の体制も厳しくなってきています。

小中学生や未就学児の感染も増加していることから

市では、感染防止に向けた取り組みを強化するとともに、

徹底した感染予防対策を呼び掛けています。