佐久平総合技術高校に通う2年生3人が、

9日から11日までの3日間、

コミュニティテレビこもろにインターンシップで訪れ、

私たちの仕事を体験しました。

 

毎年この時期、コミュニティテレビこもろには、

佐久平総合技術高校の2年生が

インターンシップに訪れています。

 

ことしは、電気情報科の小川大地さん

小林音斗さん、清水裕平さんの3人が、

3日間にわたって、カメラマンや編集作業など

放送現場の様々な仕事を体験しました。

 

紅葉まつり開催中の懐古園では、撮影体験を。

放送用のカメラを使っての初めての撮影に苦戦しながらも、

熱心に取り組んでいました。

 

また、3人は、それぞれ撮影した映像を

自分たちで編集しました。

 

わからないときには積極的に質問するなどし、

意欲的に取り組んだ3人。

将来に向け、視野が広がったようです。

 

小川くん

「自分は、佐久市に住んでいるんですが、

いつも佐久ケーブルテレビさんを家族と休日に見ていて、

平日みんなが忙しい中、話す機会が休日しかないから、

佐久ケーブルテレビさんは、そういう場を与えてくれたので、

メディアが前から気になっていて、

コミュニティテレビこもろさんが同じメディア関係ということで、

今回志望させて頂きました。

メディアは、毎日違う収録や撮影をするので、

ピリついた現場があって、少し心配でしたが、

皆さんが温かく優しく指導してくださったので、

素人の僕でも行動しやすい現場で楽しかったです。

懐古園に実際に撮影に行ってみたんですが、

自分はカメラで撮ることだけを考えていて、

自分の目の前にある風景を撮って早く終わろうと思っていましたが、

その後の編集をいざしてみるとなると、

全然素材が足りなかったので、

普段、カメラマンをしてる皆さんは、

その後のことを考え、臨機応変に対応して撮影しているので、

すごいなと思いました。

普段、家で何気なく見る数分の取材や収録ですが、

いざ現場に行ってみると、やっぱり何時間もかけて

取材や素材を集めているということで、大変なんだなと思いました。

3日間、インターンシップで職場を体験してみて、

毎日違う収録や撮影を皆さん臨機応変に対応していて、

その力はどこの職場でも必要になる力だと思うので、

今後こういう経験を生かしていきたいと思います。」

 

小林くん

「コミュニティテレビこもろさんは、

昔から文化祭や音楽会、運動会などの撮影、放送をされている会社で、

祖父母との会話のきっかけにもなるコミュニティテレビこもろさんに

インターネット事業部という

パソコンなどを製品を取り扱っている部署があるという話を聞いて、

今回、コミュニティテレビこもろさんと

インターネット事業部さんで

どのようなお仕事をされているか体験したくて選びました。

初日は、小諸市役所にプリンターの納品をしたり、

お客さまに提供するパソコンのセットアップで

ウィンドウズ11を体験させて頂いたり。

番組の見学をさせて頂きました。

会社の方々がとても温かくて、

初日からとてもリラックスして体験することができました。

カメラを体験させていただいて、撮る際にカメラワーク、

どう撮ったら視聴者の方が分かりやすいかを意識したり、

どの場面でどの絵を使うかを意識したりして撮るのが難しいなと感じました。

取材の方のお手伝いは、あまり出来なかったのですが、

講演の邪魔にならないように撮影している井出さんの姿を見て、

プロの仕事を感じることが出来ました。

編集をする際にキャスターさんに指定された言葉や

どのような映像を使って下さいというものから

期限を守るということはエンジニアとして、

大切な相手の要望に応える力を身に着けることが出来ました。

この力を将来のプログラマーとして活用出来たらなと思っています。」

 

清水くん

「僕は普段、スマートフォンで写真や動画を撮影するのですが、

テレビ局の方々や編集をされている方々が

どんなお仕事をされているのかというのを体験したいというのと、

個人的にテレビのお仕事に興味があって、佐久に住んでいて、

小諸市はあまり知らなかったので、深く知りたいと思いました。

初日は、初めてくる場所だったので、

最初のあいさつで噛んでしまうくらい緊張したのですが、

少しずつ慣れていきました。

体験も番組収録の見学やインターネット事業部の体験もできて、

とても充実した1日になりました。

テレビ局で使われる大きいカメラを扱ったことがなかったので、

最初は戸惑ったのですが、

自分が満足できるような素材を撮影することが出来て、

その後の編集体験も、

自分が普段使っているソフトと似ているところがあって

スムーズに編集することが出来てよかったです。

講演会の取材に行ってみて、カメラマンの方が参加者の方々とか、

講演をされている方を色んな角度から撮影されていて、

移動も含めて、CTKの皆さんが

毎日こういうお仕事をされていると思うと、

すごく大変そうな仕事だと思いました。

これからの進路や就職先の方向性を決めていくためにも

今回体験したようなカメラや撮影、

編集の知識を普段の撮影、

編集に活かしていきたいと思います。」