コロナ禍で利用者が減った高速バスを活用して、

小諸の農産物を運び、

東京で販売する取り組みの第2弾が、

12日()に行われました。

 

コロナ禍により、

小諸駅発、東京・新宿駅行きの

高速バスの利用者が激減したことを受け、

ことし7月に始まった高速バスを活用した

小諸産農産物の新宿駅での販売。

 

小諸駅舎内にあるカフェ「小諸駅のまど」オーナーの、

金山哲也さん・裕美さん親子と

JR東日本クロスステーションがタッグを組み企画したもので、

初回となった7月は1時間半で全ての商品が完売。

 

第2弾となったこの日は、

小諸の秋の味覚や地元企業の菓子など

小諸の隠れグルメを販売することに。

24時間以内に採れた小諸産のりんごやいちご、

それに、風味堂のすあまなどを、

金山さん親子が

朝8時30分からバスの座席下にあるコンテナに

積み込んでいきました。

 

第2弾となった今回は、

小諸に実際に足を運んでもらいたいと、

りんごやくるみなどに、

小諸のまち歩きマップなどを添えました。

 

バスは朝9時に小諸駅を出発。

正午過ぎには新宿駅に到着し、

その日の午後3時から市の職員が、

新宿駅南口中央前のキオスク「New Days」で

りんご200玉、いちご32パック、きのこ50セット、

殻つきのくるみ30袋、

その他、風味堂のすあまや、

東京からリクエストのあった金桝屋製パンの牛乳パンを

販売したということです。

 

当日は、午後6時30分までに

全ての商品が完売するほどの盛況ぶりで、

今後は、今年度の反省点を生かし、

来年度の販売につなげていきたいということです。

 

金山裕美さん

「前回、第1回っていうのは、

小諸のとびきりの野菜ということでお送りしていたんですけれども、

今回はコロナもおさまってきている中で、

普段の小諸の姿をお届けして、

観光して奥まで来ないとわからないような

隠れグルメというのをお伝えして、

ぜひぜひ小諸に来ていただくきっかけにしていただきたいなと思って

この商品を選びました。

あぐりの湯さんからも

いちごとりんごを出していただいていますので、

ぜひあぐりの湯に駅からバスも出ていますから、

駅についたらバスに乗っていただいて、

温泉に入っていただいて、

そしてイチゴ狩りを楽しむみたいな、

小諸の方が普段楽しんでらっしゃる

あぐりの湯からの景色を、都内の人にも

味わっていただきたいなと思います。」