自転車事故を防止しようと、

プロのスタントマンたちによって事故を再現した

交通安全教室が

2日(火)、小諸東中学校で開かれました。

 

この交通安全教室は、

小諸市の交通安全対策の一環として

小諸市生活環境課が企画しました。

 

事故の状況を再現して受講者に恐怖を感じさせるという

スケアードストレイト手法を用いたこの教室。

6年前から市内の中学校、高校で行われていて、

小諸東中学校では2回目の開催となりました。

 

この日はグラウンドに全校生徒が集まり

自転車事故を中心とした再現事故を見学。

演じたのは、

松本市を拠点に県内各地で交通安全教育の

啓発活動を行っている

「NPO法人交通教育とらふぃっくシスターズ」です。

 

今回は5つの事故を再現。

斜め横断による車と自転車の接触事故や

自転車同士の正面衝突など、

どれも身近に起こり得るものです。

 

集まった生徒たちは、

自転車に乗っていた人が転げ落ちる、迫力ある再現に、

驚いた表情を見せていました。

 

事故の再現を行った「とらふぃっくシスターズ」のメンバーらは、

中高生が巻き込まれた悲惨な事故に触れ、

「左側通行の徹底」や

「一時停止厳守」「後方確認」などの大切さを

呼びかけていました。

 

交通教室の最後には、

小諸警察署の関交通課長による講話も行われ、

事故により大切な人が悲しむことを

想像してほしいと伝えていました。

 

生徒

「本当に事故が怖くて、

本当にどこにでもありそうな道路ばかりだったので、

本当に身近にあるんだなということを改めて実感しました。

横断歩道を斜めに横断してしまう例が一つにあったので、

そこを私は何度も見てきたことがあるので、

私も気をつけたいなと思いました。

車の運転手さんも、色々な人がいるし、

歩いている歩行者の方も色々な方がいるので、

それをちゃんと理解して、

自分の頭で考えて危険を回避していきたいなと思います。」