少年の非行防止や

健全育成活動に功労があった人に贈られる

少年補導功労者表彰および

長野県少年警察ボランティア協会会長表彰の伝達式が

18日(月)に小諸警察署で行われました。

 

この日は、受賞者の吉澤大和さんと、

佐藤サカエさんが小諸警察署署長室を訪れ、

小諸警察署の布施谷昌署長から表彰状が手渡されました。

 

少年補導功労者表彰栄誉銀章は

青少年の非行防止や健全育成活動に

尽力した人に対し、

警察庁および

公益社団法人全国少年警察ボランティア協会から

贈られるものです。

 

今回小諸市からは市内東区に住む

吉澤大和さんが

受賞しました。

小諸市では初の快挙となります。

 

吉澤さんは、

平成14年に

小諸少年警察ボランティア協会の会員に委嘱され、

19年間に渡り活動を続けてきました。

 

平成22年からは小諸地区の会長を務め、

これまで協会として月に2回、

市内の無人駅や通学路で街頭補導活動を行ってきました。

また、毎日欠かさずに自宅の近所で

子どもたちの見守り活動も行っています。

 

吉澤大和さん

「私がこんなに大それたものをもらっていいのか、

ただ単に年数が来たからもらったといえば

それまでかもしれませんけど、

ちょっと荷が重すぎますよね。

小諸少年警察ボランティア協会がいただいたものと思って、

肩の荷を少し降ろしたいなと思います。

子どもさんが安心安全に学校行けるように、

また、安心してうちに帰れるように見守っております。

今後もね、こういう活動は目に見えないと思いますけど、

個人的にはこういう人たちがたくさん集って、

自分の地域のね見守りをやっていただければいいかなと思っております。

ですから、こういう人たちを育てるためにはこの少協の方にね、

どんどん入っていただいて、

そういう研修も受けながらやっていただければ

ありがたいかなと思っております。」

 

一方、

市内新町に住む佐藤サカエさんは、

長野県警察本部長および

長野県少年警察ボランティア協会会長から贈られる

長野県少年警察ボランティア協会特別功労会員表彰を

受賞しました。

 

佐藤さんは、

平成24年に小諸少年警察ボランティア協会の会員に委嘱され、

毎日夫婦で散歩をしながら

登下校中の小中学生に声掛けをするなど

積極的に少年の非行防止活動を行ってきました。

 

佐藤サカエさん

「子どもたちに、大人たちが警察や安協も含めて、

全部社会の大人たちがあんたたちを見てるんだよ、

守ってるんだよみたいな感じが子どもに伝わるといいわね。

それはいつも思っています。

こういうお役をいただいたっていうのは、

正直違和感があるし、

こんなのいただいちゃいけないっていうのはあるけど、

お役をいただいているからやれることがあるっていうのは感じています。

大丈夫とか、かさ貸してあげるとかやっています。

これからもそんな感じで、

私だけが地域でどうこうするんじゃなくて、

隣のおばさんと一緒のときも同じようにできたら、

ちょっと地域社会は変わってくかなっていう気はしますね。」