「まちづくり包括連携に関する協定」を締結している、

小諸市と、株式会社カクイチ、それに事業構想大学院大学。

その3者による事業構想プロジェクト研究会の発表会が

13日()、市役所で行われました。

 

この日は、小諸市の小泉市長、

株式会社カクイチの田中離有社長、

また事業構想大学院大学の河村昌美教授、

さらに小諸市政策アドバイザー・小山眞一さんらが

出席しました。

 

小諸市と株式会社カクイチ、それに事業構想大学院大学は

ことし5月「まちづくり包括連携に関する協定」を締結。

 

カクイチから小諸市への企業版ふるさと納税を

活用して3者が連携し、

小諸市の基幹産業である「農業振興事業」と

ITを活用した新たな移動手段となるモビリティ事業、

「MaaS事業」に取り組む計画です。

 

この2つの事業を展開していくため、

事業構想大学院大学の企画運営による

「事業構想プロジェクト研究会」がことし6月からスタート。

市職員とカクイチ社員、

さらに、こもろ観光局や佐久浅間農業協同組合など、

2つのプロジェクトに関連する地元団体や関係者も

研究員として参加してきました。

 

今回、講義やグループワークなど

全6回の研究会を経て、事業発表会を実施。

市職員が登壇し、

6か月間の研究会での成果を発表しました。

 

はじめに、農業振興事業チームが

小諸の少量生産のハンデを生かし、

よりニッチな需要を満たす農業への展開を発表しました。

 

続いて交通に携わる「MaaS事業」チームが

移動手段の「モノ」、また市民である「ヒト」、

そしてイベントなどの「コト」の3つを繋いだ、

プラットホームサービスの展開を発表しました。

 

発表の後には市長らによる講評が行われ、

発表内容にさらにブラッシュアップが施されました。

 

今回発表された内容は今後、実現に向けて

関係機関と連携しながら

事業展開していくということです。