新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となった、

市民まつり「みこし」と「ドカンショ」

その代替イベントとして、「秋のこもろ市民まつり」が

今月3日()から23日()までの日程で

開かれることになりました。

 

小諸市では、市民まつり「みこし」と「ドカンショ」が

新型コロナの影響で2年連続中止となったことを受け、

コロナ禍でも楽しめる代替イベントを企画しました。

 

その名も、「秋のこもろ市民まつり」

今月3日から23日までの3週間、

市内各地でおよそ20のイベントを開催します。

 

商工観光課 金井圭二さん

「残念ながら、2年連続で8月に行われている、

おみこしとドカンショ、夏の市民まつりは中止になりました。

2年連続で中止になったことで、市内の各方面から、

もうちょっと何か元気が出る新しいイベントできないかね、

というような話がたくさん寄せられたということがあります。

実行委員会の方では、おみこしとドカンショ中止を決定するとともに、

新しいイベントを検討しましょうという形になりまして、

5月から本格的に、イベントに長けたみなさんに参画いただいて、

何をやろうかと相談をした結果、

10月3日から3週間で、秋のこもろ市民まつりという形で、

様々なイベントを繋げた形で、

お祭りを開催しましょうという経過になりました。」

 

・どんなイベントがあるのか

「イベントとしましては、大きくは秋ということで、

食に関わるイベント、それから文化や芸術に関わるイベント、

あるいは屋外で体を動かすようなイベントという形になります。

詳しくはパンフレットや色々な物を見ていただきたいと思いますが、

例えば食のイベントですと、

FOOD STAGE、

これ今おなじみで行っておりますけども、

FOOD STAGEであったり、

小諸商工会議所の青年部のみなさんが、

ことしの3月に行った、

小諸人の晩ごはんを復活させていただきます。

それから、飲食店組合の行うスタンプラリー、

それと、新しい取り組みになりますけども、

スイーツめぐりということで、

こもろ観光局さんが取り組んでいただく

イベントなどが食に関わるイベントになります。

芸術のイベントはですね、

図書館で様々な企画展や展示がされるということでしたり、

小諸高原美術館や街中でのフォトフェスティバル等の

芸術的なイベントもありますし、

あと高峰高原で行われる親子の自然体験プログラムもありますし、

消防署では普段の防災、消防に関わる体験イベントなども開催されます。

最後のイベントとしましては、小諸青年会議所さんが行う、

こもろふれ愛フェスティバルということも、

開催されますので、非常に盛りだくさんで、

広範囲に行われる形になります。」

 

・目玉イベント(謎解きゲームについて)

「今回はですね、新たに企画したイベントとしましては、

実行委員会の中でも、小諸城にまつわる何か、

ふるさと学習に繋がるようなイベントが出来ないかなということで、

当初から謎解きゲームやってみようよという意見がございましたので、

特に今回は子どもたちにもイベントに参加していただきたいね

ということもありましたので、

子どもたちの勉強にも繋がるような形で、

謎解きゲームというものを開催することになりました。

中身としましては、大手門公園も受け付け、

それから懐古園内をフィールド、ゴールを東西自由通路に設けまして、

何問かある謎を解きながら、懐古園の中を周遊していただいて、

最後に小諸城に隠された謎に行きあたるという内容になっています。」

 

今回の市民まつりは、様々なイベントを繋げるため、

スタンプラリーも開催。

対象のイベントに2つ参加してスタンプを集めると、

観光列車しなの鉄道「ろくもん」の

食事付きプラン招待券など、

豪華景品が当たる抽選に応募できます。

 

商工観光課 金井圭二さん

・感染対策

「今回の秋のこもろ市民まつりを企画した段階で、

大勢の人が一か所に短期間に集まるというのは避けたいねという話がありましたので、

今回は10月3日から10月23日までの3週間にわたっての開催期間として、

その中に様々なイベントがちりばめられているという形になります。

まずは、そういう形を取りながら、

分散、長期間に渡って何回でも行けますし、

いろいろなところでいろいろなイベントが

されているという形を取りましょうというのが、

まず感染対策の1番目ですね。

それから2番目としましては、食に関するイベントもございますけども、

これらはすべてテイクアウトを原則としたいというふうに考えております。

通常ですと、そこで食べ物や飲み物を買って、

椅子に腰かけてテーブルを囲んでというようなこともあるんですけど、

今回は感染予防対策という意味でそういうことは一切せずに、

テイクアウトを中心にさせていただくという形になります。

それから小諸市内で新規陽性者が一週間で一定の数、

確認された場合はイベントそのものを中止する、

延期をするという判断をしながらということで、

3週間確認をしていきたいというふうに考えています。

そして最後に、謎解きゲームは

さらに感染予防対策をしようということで、

一日50人限定、6日間ですから、

トータルで300人という形になりますけども、

50人の限定のイベントにすること、

それから事前に抗原検査をしていただいて、

抗原検査で陰性であることを確認した上で

参加していただくという対策も取っているところです。」

 

・市民へのメッセージ

「秋のこもろ市民まつり、10月3日から3週間に渡って開催をされます。

このイベントの企画にあたっては、

様々な人がなんとかしたいね、

なんとか元気になりたいねということの思いが詰まったイベントになります。

3週間、市内の各所でさまざまなイベントが開催されますので、

ご家族揃って、ご参加いただいて、

新たな小諸を発見していただければと思います。

よろしくお願いします。」