米の国際大会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」が

来年小諸市で開催されます。

これを前に、

米のプロを養成する

「米飯官能鑑定士 養成講座」が

18日()、文化センターで開かれました。

 

「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」は、

米の食味にこだわった国内最大規模のコンクールです。

受賞米は国内外で高い評価を受けると共に

そのブランド力を認められるなど、

権威ある大会として知られています。

ことし、この大会が小諸で開催予定でしたが

新型コロナの影響で延期に。

来年、2022年大会が小諸市で行われる予定です。

これを受け小諸市では、米作りの教室を開くなどして

米に関する事業を推進。

その一環として、

おいしい米の見分け方や炊くコツなどを学ぶ、

「米飯官能鑑定士 養成講座」を開きました。

米飯官能鑑定士とは、

米の食味を審査することが出来る

小諸市と米・食味鑑定士協会の公認資格です。

講座には、JA佐久浅間の米穀専門委員会の会長や

軽井沢プリンスホテルの和食料理長、

また佐久平総合技術高校農業科の生徒など、

23人が参加しました。

講座では米に関する講義に加えて、

6種類の米を炊き、食べ比べる実技も実施。

米・食味鑑定士協会会長 鈴木秀之さんと

米などの小売り会社、株式会社イリグチ代表で

米・食味鑑定士の

入口壽子さんが講師となり、

おいしい米のとぎ方などを説明していました。

 

講座の最後には受講者に認定証を交付。

新たに米飯官能鑑定士となった23人には、

来年小諸で行う

「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」や

そのプレ大会で、ことし12月に開催する

「お米コンクールこもろ・

JA佐久浅間一番うまい米コンテスト」で、

審査員や米の炊飯スタッフとして、

協力してもらう予定だということです。

 

受講者

「最初はお米の種類とかを当てるのが、

むずかしいかなと思って、

自信がなかったんですけど、

最後には全部当てたりして、

良い経験になったと思います。

お米の炊き方一つで、

お米の味が変わるということが、

一番学んだことだと思います。」

 

農林課栗原さん

「来年、令和4年の12月にお米の品評の国際大会であります、

「米・食味分析鑑定コンクール」の国際大会というものを

小諸市に誘致をさせていただきます。

その国際大会に向けて、小諸市だけでなく、

佐久地域全体の機運の醸成のために本日は

この講座を開催させていただきました。

本当にですね、みなさんに真剣に取り組んでいただいてですね、

参加者の皆さんの学びに対する熱意ですとか、

この日常生活に欠かせない食、

お米を食するということに対する技術の向上だとか、

そういったものを深く感じることが出来て、

企画してよかったなというふうに思います。」