このほど、電気自動車による次世代型のEVのバスの名称が

「こもこむ号」に決定し、

市内巡回線の試験運行が、

今月20日()から始まりました。

 

次世代型コミュニティバスのEVバスは、

小諸市と「まちづくり包括連携に関する協定」を締結している

株式会社カクイチより貸与を受けました。

 

現在、市では、実証実験として、

高齢者を対象とした新型コロナワクチン接種における

会場輸送のための移動手段として使用されます。

 

今回、そのEVバスの名称が「こもこむ号」に決定。

こもろの「こも」に、

ラテン語で、ともに、ひとつに、などを意味する「COM(コム)」を合わせ

複合的な交流、連携という思いが込められています。

 

この「こもこむ号」が、

今月20日から市内の巡回線として試験運行を開始。

小諸駅を起点に、あぐりの湯方面と、

小諸高原病院方面の2つのルートをそれぞれ巡回します。

また朝と夕方には、

登下校時の千曲小学校の子どもたちを乗せた

巡回運行も行われています。

 

運行は月曜日から金曜日までの平日限定。

試験運行期間は来年3月31日までで、

その間は無料で乗車できます。

 

また、消防署前から緑が丘区間はFREE区間として、

挙手をすることによって、

バス停ではなく、どの場所からでも乗車することができます。

 

降車ボタンはバスの中にあるタブレットを使用。

今後は、自分の現在地や

コース上で行われているイベント情報なども

タブレットで閲覧できるようにしていくということです。

 

近い将来、ITを連携させた新たな移動手段として、

さらに活躍が期待されそうです。

 

都市計画課 五十嵐さん

「小諸市の都市計画課の方では、

外出する場と移動手段である交通を結び付ける

Maasという新しい公共交通の研究を行っています。

例えば外出先とのサービスを一連に提供をしていくということを、

これから行っていきたいと考えています。

そうした時に使用するバスというのを、検討しておりまして、

今回市内巡回線として病院ですとか、

あぐりの湯こもろですとか、

いろんな生活の支援を想定したバスの運行、

これを社会実験として、今回行ったというのが、

経過でございます。

現在、新型コロナのウイルスの感染症この対応にあたってもですね、

逆に、外出先の人流調整だとか、

そういったものも、公共交通の

新しいMaasの中で行っていければな

というふうに考えております。」