ことし北信越大会・全国大会への出場を決めた

小諸東中学校・芦原中学校の生徒たちが、

今月12日(月)に、小泉市長を表敬訪問しました。

 

この日、市役所を訪れたのは、

北信越大会出場を決めた、

芦原中学校1年生の

掛川美怜さんと、

北信越大会・全国大会への出場を決めた

芦原中学校2年生の

大森玲花さん、

そして同じく北信越大会・全国大会への出場を決めた

小諸東中学校3年生 陸上部の

山本祐弥さんです。

小泉市長や小林教育長に大会への意気込みを語りました。

 

出場の報告を受けた小泉市長は、

生徒たちに激励の言葉を贈りました。

 

男子共通110mハードルの

小諸東中学校3年 山本祐弥さんは、

先月行われた東信地区予選会で

大会タイ記録を出し1位に。

また、今月初めに開催された県大会では

全国大会出場標準記録を突破したことから、

北信越大会・全国大会出場への切符を勝ち取りました。

 

小学3年生の頃から陸上競技を続けている山本さん。

目標を見据え努力するその姿勢には、

顧問も驚くほどです。

学校での部活動に加え、

所属するクラブチームでの練習や

佐久平総合運動場での自主練習も重ねました。

父親と二人三脚、

努力の積み重ねでつかんだ全国出場です。

 

山本くん

「基本的な動きでも1つ1つしっかりと、

その動きに必要なものを思い浮かべながら頑張ってやっています。

スタートから1台目が皆と比べて遅いので、

そこを克服できるように日々の練習をしっかりとやりたいです。

北信越大会では3位入賞で、

全国大会では決勝にいけるように頑張りたいです。」

 

芦原中学校2年の大森玲花さんは、

東信大会地区大会の陸上共通女子四種競技で

総合得点2635点を出し優勝。

続く県大会でも、

総合得点2634点を叩きだし、

北信越大会・全国大会出場を決めました。

 

大森さんが戦う四種競技とは、

100mハードル・走り高跳び・砲丸投げ・200mの

合計四種の競技を行い、その記録を得点に換算して

合計得点で競う陸上競技です。

 

芦原中学校に

ことしから陸上部がなくなったことから、

クラブチームでの練習と学校での自主練習を続けてきました。

 

大森さん

「4つの種目があるので、それぞれ練習するのは大変なんですけど、

もう一人 四種競技やっている子がいるので、

その子と一緒にアドバイスしあいながらやっています。

学校では大会3週間前から火・木でやっているんですけど、

その他はクラブの練習とか各自で競技場行って練習したりしています。

他の県の人と交流しあいながら、

良いライバルに出会えたらいいなと思っています。

今年は北信越優勝、全国大会入賞なのですが、

来年は北信越2連覇で全国大会は

メダル獲得まで行ければいいなと思っています。」

 

芦原中学校1年の掛川美怜さんは、

県大会で女子100m背泳ぎの部で2位になり、

北信越大会に出場することが決まりました。

 

3歳の頃から水泳を続けてきた掛川さん。

ブルーマリンスポーツクラブで週5日、

鍛錬を積んでいます。

指導にあたるコーチは掛川さんを、

「頑張りすぎるほど頑張る選手」だといいます。

コーチや家族のサポートを受けながら

北信越大会での活躍を誓います。

 

掛川さん

「2人ライバルがいて、一度も勝ったことがなかったので

正直うれしい気持ちもあるんですけど、

やっぱりこのタイムでは北信越入賞はできないと思うので、

これからの北信越大会前はもっと集中して

自己ベストを出して入賞できるように頑張りたいです。

お父さんやコーチに言われたことを

ずっと頭の中で意識してやっています。

やっぱり前が見れないということが大変で、

旗から何搔でタッチできたりターンするかっていうことを

大会場によって違うのでアップでしっかり確認しないと、

やっぱりコンマ何秒差でも何位かを争うので、

しっかりそれは北信越大会でもおさめていきたいなと思います。

「これからの練習では集中してやって、

ライバルに勝って、富山では良いライバルとして見られるような、

そんな姿で臨めたらいいなと思います。」

 

山本さんと大森さんが出場する

陸上の北信越大会は、

来月2日から3日にかけて、

富山県内の施設を会場に開催。

全国大会は来月17日から20日にかけて、

茨城県の施設を会場に行われます。

 

また、掛川さんは

来月5日に富山県で開催される

水泳の北信越大会に挑みます。

 

表敬訪問では

小泉市長や小林教育長のエールを受け、

それぞれが上位大会に向けて

気合いの入った表情を見せていました。