千曲小学校の3年生が、

鴇久保区の区民有志を中心につくる

「鴇久保ビオトープ」の会員らと共に、

22日(火)に千曲小学校で巣箱づくりを行いました。

 

この日の巣箱作りには、「鴇久保ビオトープ」の会員や

千曲小学校の3年生15人が参加しました。

 

大正初期までが生息していたという言い伝えが残る

鴇久保区。

「鴇久保ビオトープ」は、

再び鴇が住めるような環境を取り戻そうと

10年前に結成された有志団体です。

 

結成以来、「鴇久保ビオトープ」の会員らは

動植物の生息可能な環境を作るため

ビオトープの整備を行ってきました。

現在はおよそ350種類もの植物があり、

虫などの生き物も多く集まっています。

 

これまで千曲小学校の子どもたちは田植え体験をしたり

虫を観察したりと、

会員らと盛んに交流をしてきました。

 

この日は、

生き物の大切さや、

SDGsについて考える機会にしてもらいたいと、

図工の授業の一環として巣箱作りを行いました。

 

子どもたちは、

鴇久保ビオトープの会員らに指導を受けながら、

懸命にくぎを打ち、巣箱を作りあげていきました。

 

参加した子ども

「楽しかった。おうちに飾りたい。」

「とっても楽しかったです。

鳥がいっぱい来るように上手に作りたいです。

(またビオトープも行ってみたいかな?)うん。」

 

会長

「いろいろ物を作るっていうのはさ、

いろいろ必要じゃないかなと思いまして。

お友達とかいろんな人といろんなことをして

人間的にそれも勉強だと思っているんですけどね。

うれしいですよ。ほんとね。

子どもさんの笑顔を見してもらうっていうのはこっちの幸せですから。」

 

この日作った巣箱は、子どもたちが各自持ち帰り、

家の周辺などに飾るということです。