小諸高原美術館・白鳥映雪館で、25日(日)から、
「まなびのまち
『RECOLLETIONS(リコレクションズ)』」として、
白鳥映雪画伯の愛弟子で、日本画家の
渡辺幸子さんの作品展が開催されています。
25日(日)は、オープニングテープカットが行われ、
小泉市長や小林教育長らが出席しました。
小諸高原美術館では、
多くの人に美術に親しみをもってもらうと共に、
作り手としてのレベルアップを図ってもらおうと、
教育委員会が主催する生涯学習講座、
「まなびのまち造形講座」を22年前から行っています。
その開講当時から講師として活躍し、
小諸の芸術文化の発展に大きく貢献してきた
画家たちの功績をたどろうと
去年、開館20周年を記念し、初めて企画されたのが
「まなびのまちRECOLLECTIONS(リコレクションズ)」
です。
去年に続き、第2弾となった今回は、
白鳥映雪画伯の愛弟子で、日展などで活躍する
小諸市在住の画家、渡辺幸子さんにスポットを当て、
「渡辺幸子日本画展~情感にいざなわれて~」と題した企画展が催されました。
展示作品は渡辺さんの日本画31点、
小下図7点です。
来場者たちは、白鳥映雪画伯の
技巧を受け継いだ渡辺さんの情感豊かな作品を
時間をかけてじっくりと味わっていました。
この企画展は、来月30日(日)まで行われています。
渡辺さん
「自分の長い歴史の中で、系統立って、
飾っていただいたことがとてもありがたいです。
白鳥先生も、とてもデッサンを大事にされる方で、
モデルさんとの戦いみたいなデッサンを重ねて、
作品を作り上げているわけなんです。
人物というのは、モデルがいて描いていきますけれども、
そのモデルの中に自分の気持ちとモデルの持っているものを
どう融合させるかっていうことを一生懸命にやってきましたので、
そこらへんを見ていただければ」