きのう4月20日はジャムの日でした。
小諸市では、ジャムの日と小諸には縁があることから、
この日にあわせたイベントが行われています。
ことしは、「ジャムに恋する3日間 in 小諸」と題し
17日(土) あぐりの湯こもろでイベントが催されました。
「ジャムの日」は、
明治43年の4月20日に、
森山の塩川伊一郎さんが製造したいちごジャムが
明治天皇へ献上されたことに由来しています。
6年前の平成27年に日本ジャム工業組合が制定しました。
市では、小諸とゆかりのある「ジャムの日」を
多くの人に知ってもらいたいと
日本ジャム工業組合と共催で
「ジャムに恋する3日間in 小諸」と題し、
イベントを開いています。
この日は、イベントの一環として
親子で楽しむジャムづくり教室が行われました。
講師を務めたのは、市内の本町にあるイタリア料理店、
BISTRO AOKUBIのシェフ
鴨川知征さんです。
鴨川さんは、ジャムを実際に作りながら
わかりやすくポイントを説明し、
参加者は真剣に耳を傾けていました。
参加した人たちは、親子で協力しながら
時間をかけて、おいしいジャムづくりに勤しんでいました。
ジャムづくりをした子ども
「思ったより気長に作ったと思ったのが意外でした。
とろみを出すまでの時間が一番大変でした。」
「 あくを取る時にいちごがとれてしまうので、そこを頑張りました。
親子で楽しくジャムが作れたのでよかったです
また、小諸のジャムづくり発展のきっかけにもなった
〝幻の原種〟御牧いちごの展示も行われました。
御牧いちごは、信州の伝統野菜に指定され、
「小諸ふるさと遺産」にも認定されています。
小諸市では、今後、市民に配布できるまでに、
御牧いちごの株の生産を増やしていく計画です。
小諸市は、「ジャムの日」を通して、
小諸とジャムの関わりを
さらに発展させていきたいとしています。
農林課 佐藤工課長
「保育園とかでもですね、手作りジャムを出してもらったりとか、
そういった歴史的なことを子どもたちに伝えていきたい、
それが小諸の農文化だったりしますので、
そういったことを小諸の財産としてぜひ子どもたちにも
伝えていただきたいということと、あとはですね、
小諸にもたくさんのおいしい果物がありますので、
こういったものの加工品として
ジャムの消費拡大を進めていかれればいいなと思っています。」