御代田町でこども食堂を運営する

「NPO法人まちの縁側なから」が

このほど、学用品リユース活動の一環として、

提供を受けたランドセルなどを磨くプロジェクトを

11日()に行いました。

 

御代田町で、ひとり親家庭や貧困家庭の支援などを目的に

こども食堂を運営する「NPO法人まちの縁側なから」。

去年12月に御代田町で

フードパントリー・学用品リユースの事業を始めました。

 

先月20日と21日の2日間には、

小諸市内2つの中学校区域で、

学用品や食糧品の無償提供会を開催。

ランドセル、およそ30個や制服10着、

運動着50着などの寄付がありました。

 

この日は、NPOのスタッフと

小諸商業高校や上田高校、

佐久長聖高校のボランティア部のメンバーおよそ30人が参加。

寄付を受けたランドセルや絵の具道具、

ピアニカなどを磨く作業を行いました。

 

参加した高校生らは、ランドセル磨きを担当します。

一生懸命磨いて、ピカピカになったランドセル。

来月1日(土)から6月まで

毎週土曜日の午前10時~午後1時に

健速会館で配布します。

 

高校生

「色々な活動が出来て、楽しいです。

ボランティアを知らない人が居るので、

沢山の人に広めていきたいなと思います。」

「すごく楽しいです。人のためになるというのが、

感じられて良いなと思います。

こういう活動を通して、自分にも人にも

プラスになれば良いなと思います。」

 

小林重太郎さん

「高校生や子どもたちが多く参加してくれて、

皆さんの思いが強いんだなと感じました。

学用品のリユースも頂いた方の気持ちと

私たちスタッフの気持ちを込めて、

必要な方にお渡ししなければいけない。

そういう意味では、きっちと消毒をしたり、磨いたり、

リボンとかつけて、心をこめてお渡ししたいという集まりですので、

多くの方に集まって頂いて、本当にありがたいです。

子育て応援、コロナも含めて、非常に厳しいご家庭が多いというのは、

この数カ月の活動で、学用品とフードの方もですが、

ものすごく痛感してるんです。

本当に厳しい状態の家庭が多いなと思っています。

そういう中で、そういったご家庭を応援するっていう活動をしています。

ご提供いただく方も非常に思いをもって、

子どもさんが使わなくなったものを持ってきてくれているなと強く感じます。

それと私たちスタッフの思いを込めて、

しっかり磨く、しっかりきれいにリボンなどをつける。

そこに思いを込めたいと思っています。」

 

なお、先月提供してもらった制服などは

市内のクリーニング屋2店がほぼ無償でクリーニングし、

ランドセルとともに、来月1日から健速会館で配布されます。

 

小林重太郎さん

「皆さん、本当に学用品リユース、ご協力いただき、

本当にありがとうございます。

地域作り、厳しい家庭、子育て家庭を応援するという意味で、

皆様の思いがヒシヒシと伝わってきます。

お渡しする方も必要な方にしっかりとお渡ししていきたいと思っています。

色んな形でこの活動を、

学用品リユースをご協力いただきたいと思いますので、

どうぞよろしくお願いいたします。」