小諸市では、

市の消防活動に協力している事業所を、

消防団協力事業所として認定する制度を設けています。

このほど、小諸市和田にある「三映電子工業」が

消防団協力事業所としての実績が評価され、

総務省消防庁認定の協力事業所となりました。

 

先週7日(水)には、

三映電子工業株式会社取締役社長の押金達雄さんらが

消防団関係者らと共に市役所を訪問。

 

小泉市長に、消防庁から「消防団協力事業所」として

認定を受けたことを報告しました。

 

総務省消防庁による「消防団協力事業所」は、

消防団活動に積極的に協力している、

市町村の消防団協力事業所のうち、

顕著な功績が認められた事業所に対して

総務省消防庁が認定し、協力事業所としての

表示証を贈るものです。

令和2年度は全国で61団体、

長野県では、小諸市の三映電子工業のみが認定されました。

 

三映電子工業は平成21年5月に

小諸市の消防団協力事業所として認定を受けていて、

12人の社員が消防団員として活動しています。

その他、佐久市に9人、東御市、上田市に1人ずつ

団員がいます。

 

県の消防団協力事業所の認定も受けていて、

平成29年には県知事表彰も受賞しています。

 

これらの実績を市が県に推薦。

県が消防庁に報告し今回の認定に至りました。

消防団員不足が課題となる中で、

多くの社員が消防団に所属し、活動に貢献している点などが

高く評価されてのことになります。

 

小泉市長は報告を受け、

「市民の安全の確保という部分で

大変崇高な任務を担っている消防団へ

これからもご支援、ご協力をいただきたい。」と述べました。

 

消防庁認定の事業所だけに贈られる

ゴールドマークの表示証を手にした三映電子工業。

今後も消防団の活動に積極的に貢献していきたいとしています。

 

三映電子

「私たち会社にとっても名誉あることありがたく思っております。

地域への貢献、特別なことをやっているわけではないですけど

地震とか台風、火災発生時に地域と一緒になって

消防団へ協力できているということはよかったと思います。

また表彰いただいたので、一段と協力していきたいと思います。」