6日(火)から15日(木)までの10日間の日程で

春の全国交通安全運動がはじまりました。

これに合わせ、

小諸商工会議所では

「アンブレラスカイ」として「黄色」の傘を飾り、

交通安全を呼び掛けています。

アンブレラスカイが行われている相生坂公園では、

初日の6日(火)に交通安全の啓発活動が行われました。

 

この日は小諸警察署や小諸消防署の署員、

それに小諸交通安全協会の会員をはじめ、

小諸商工会議所や市の職員など

およそ50人が参加しました。

 

ことしは、小諸商工会議所の取り組み、

「アンブレラスカイ」でも交通安全を呼び掛けています。

 

「多くのみなさんが見ることによってですね、

交通安全の啓発がなされるものとかたく信じて私たちの総力をあげてですね、

小諸市内から交通事故、また交通死亡事故をなくしていく

取り組みのきっかけにしたいなという風に思います。」

 

アンブレラスカイは、

相生坂公園の上空をカラフルな傘で彩り、

まちなかににぎわいを生み出そうと、

小諸商工会議所が去年から始めている取り組みです。

 

2月1日から先月までは

色とりどりの傘を飾っていましたが、

今月に入り傘を「黄色」に模様替え。

新入学や新学期を迎える子どもたちをお祝いすると共に、

交通安全を呼び掛けるねらいがあります。

 

副会頭

「今回この黄色い傘にビニール傘を変えてやったところ

とても評判が良くてですね、小諸はご存じのように晴天率も高くてですね、

青空と黄色い傘がとてもきれいっていうのがあってですね、

それを新入生のおめでとうということと、

それと交通安全にかけてですね、

まちの中に広がっていったらいいなっていう思いがあって

この黄色い傘を飾らせていただきました。」

 

この日は相生町通りに参加者が並び、

のぼり旗を持ってドライバーに交通安全を呼び掛けました。

また、こもろんなどのゆるキャラも加わり、

市民の関心を集めていました。

 

小諸市内の去年1年間の

交通人身事故の発生件数は77件で、

おととしよりも45件少なく減少傾向にあります。

 

しかし、ことしに入ってから16件の

交通人身事故がすでに発生していて、

先月31日には死亡事故も起きています。

特に幹線道路での追突事故が増えています。

 

小諸交通安全協会の伊藤正直会長は、

常に安全運転を意識すること、

しっかりと横断歩道を歩くことなどを

呼び掛けていきたいとしています。

 

伊藤正直会長

「市民の方の交通事故は減ってきているんですよね。

いずれにしろ、事故をなくすっていうことを目標に、

事故をなくすことによって死亡事故も減っていくっていうことなんですけど、

今回去年の2件と一週間前の1件も小諸市外の方が

偶然にも起こしてしまったということで、

その人たちも起こしたくて起こしたわけじゃないと思うけど、

いずれにしろ交通事故をなくすっていうことでやっていきたいと思いますけどね、

我々交通安全協会だけがどんなに頑張っても

市民のみなさんがこういう形でいろんなこと考えて

各団体がやっていただけるっていうことは本当にありがたいと思っています。

これからも諸団体と協働した形で

交通安全に向けてやっていきたいと思います。」