『市内小中学校校長・教頭歓迎会（21.4.2）』

今年度から新たに

市内の小中学校に赴任した校長・教頭の歓迎会が、

2日（金）に小諸市役所で開かれました。

校長・教頭の歓迎会は、新年度の開始に合わせて、

小諸市教育委員会の主催で毎年行われています。

今年度から、新たに、

市内の小中学校に赴任した校長は

東小学校、千曲小学校、小諸東中学校の3人。

教頭は坂の上小学校、

そして小諸東中学校の合わせて2人です。

あいさつに立った小林教育長は、

教育のあるべき姿についてこう話しました。

教育長あいさつ

「教育の世界っていうのは、目に見えるような効果がすぐ出ませんので、

常に課題が一緒にあります。

目に見えるような効果をあまり早く見せたいという

功名心が前に出るとですね、教育は崩れますので、地道でいいですから、

みなさんに愛され、喜ばれ、また地域のみなさんを愛し、

その中で、ご自分の人生も充実したものに

していただければありがたいなと思います。」

小林教育長はこのように話し、

「これまで培ってきた教育観をもとに、先生方と力を合わせ、

じっくりと教育に取り組んでもらいたい」と呼び掛けました。

また、東小学校の土屋剛校長と、

小諸東中学校の滝澤政彦校長は

今後の意気込みを次のように述べました。

土屋校長

「私は小諸の人間であります。このことは利点にして、

地域の方々との結び付き、地域の方々に信頼される学校、

一緒に歩んでいる学校。そういう学校を目指しながら、

子どもたちが今も、将来も、小諸市、自分の住んでいる地域を、

自慢できるそんな子どもたちを

育てていければいいかなと、願っております。」

滝澤校長

「世の中は本当に目まぐるしく変革の時代を迎えています。

どうなっていくのかなって。そのために必要なことは、自分で考え、

人とか物とか事にあたれるそういう人づくりかなと思っています。

その具現を学校教育の中で、いろんな場面でやっていきたいかなと思っております。」

集まった各校の校長・教頭らは、

小諸での教員生活に向け、

気持ちを新たにしているようでした。