東小学校のPTA役員らによる教壇作りが

20日(土)に行われました。

 

市内御幸町にある材木店、株式会社マルナカには、

東小PTAの役員や

歴代会長で組織された「東小応援団」のメンバー、

11人が集まり作業を行いました。

東小学校の学区では児童数が増加。

来年度の新入生は1クラス増え3クラスになることが

決まっています。

それにあたり、背の低い低学年の児童が

黒板を使うときに乗り、

上まで使うための教壇が新たに必要になり、

学校から依頼を受けて4台作ることになりました。

材料費を抑えるため、株式会社マルナカが、

去年から集めておいた端材などを事前に加工。

この日はそれを組み立て、塗装をして仕上げていきました。

制作費は購入する場合の10分の1ほどと、格安です。

スギやアカマツでできた教壇は、

どんな使い方をしても壊れないよう、丈夫に設計されています。

 

松本会長

「マルナカさんが事前準備で、

やりやすい形をとってくれていたので、

素人の我々でもちょっと教わればできるという感じなので、助かっています。

今年度PTAはコロナのせいもあって学校や

子どもたちのために活動することができなかったので、

こういう機会をいただけて、

来年度の子どもたちのためになりますけど、

ものを作って寄付することができたので、ありがたく思っています。

1年生は元気いっぱいだと思うので、

あの上に乗ってどたどたやることもあるかもしれませんけど、

しっかりしたものだと思うので、

あれに乗って黒板に色々書きながら勉強して、

頑張ってもらいたいと思います。」

 

完成した教壇は、幅1.8メートル、奥行き45センチメートル

高さは25センチメートル。

新入生を迎える4月から学校で使われるということです。