小諸商工会議所ではこのほど、

新型コロナ感染拡大によって打撃を受けた

市内の中小企業・小規模事業者の支援に関する

要望・提言書を

10日()に小泉市長に提出しました。

 

この日は、小諸商工会議所の掛川興太郎会頭をはじめ

役員らが市役所を訪れ、

小泉市長に要望・提言書を手渡しました。

 

「小諸は小諸独自の経済対策、事業者支援っていうのが

この間できてきたのも、やはり商工会議所の

みなさんのおかげかなという風に思っているところであります。

これからますます厳しくなってくる状況でありますので、

企業を守り、雇用を守っていくという部分で、

またお互い知恵を出し合い、協力をしあいながら、

しっかりと対応してまいりたいと思いますので、

どうかこれからもよろしくお願いいたします。」

 

小諸商工会議所では、

新型コロナウイルスの急激な感染拡大により打撃を受けた

市内の中小企業・小規模事業者の支援を目的に、

市内経済団体の要望をまとめました。

 

要望は、「風評被害対策」、「経済対策」、

「安心・安全体制の整備」、

「コロナ禍収束後に向けて」の4つの柱からなり、

あわせて17項目。

 

そのうち、「経済対策」では、先月15日から始まった

小諸商工会議所のデリバリー事業「こもろいーつ。」の

継続に向けて補助金を要請しました。

来月10日(水)まで期間が延長になったことを受け、

市では期間延長に関する経費を補助するとしています。

 

また、事業者支援として

支援体制の充実、

中小企業・小規模事業者に対する適切な情報提供や

国の政策のフォローを求める要望が出された他、

地方創生・分散型社会の実現に向けた

移住・定住の推進、

遠隔勤務環境整備の要望などが出されました。

 

小諸市では、小諸商工会議所と連携して、

市内の経済回復に努めていきたいとしています。

 

会頭

「小諸がレベル5というようなことで、

非常に県内でも、感染者が多かったというようなことで、

まちなかが人が消えたような状況になってしまったので、

市、あるいは各種団体、

あるいは飲食店のみなさんと一丸になってやはり努力をして、

安心・安全なまちということを

PRしていく必要があるのだろうということで、

市長さんに各団体の要望をとりまとめて

きょう要望という形になったわけでございます。

コロナの収束後、考えながら

進んでいってほしいということでございますね。」