夏の健速神輿で知られる健速神社で、
1年間の無病息災や家内安全などを願う伝統の祭り、
初祇園が9日(土)に行われました。
健速神社の初祇園は、500年ほど前から
毎年1月9日に行われている伝統行事です。
初祇園の神事では、神主が祝詞を奏上し、
氏子総代や祭事委員らが玉串を捧げて
ことし一年の無事を祈願しました。
例年は地域の人たちが訪れ、神前に手を合わせますが、
ことしは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、
役員のみが出席。
また、例年境内で販売されている、
五穀豊穣や無病息災などを願う「稲の花」も、
感染症拡大の影響を受け販売取りやめとなりました。
役員らは、一年の無事や豊作、
感染症の収束などを願い
静かに祈りを捧げていました。