阿部知事と長野県市長会との

意見交換会が

15日(金)にオンラインで行われ、

小泉市長が県に新型コロナの

情報公開の仕方について

要望しました。

 

この日の意見交換会は、新型コロナウイルス感染予防のため、

オンラインで行われ、

県内19市の市長と長野県の阿部知事が出席しました。

冒頭あいさつに立った阿部知事は、

14日に出した「医療非常事態宣言」について説明。

医療提供体制がひっ迫している現状に触れ、

何とかこの危機を乗り越えていきたいと、

協力を呼びかけました。

 

知事

「何とかこの局面から新規陽性者を抑え込んでいく。

そして年始から増加傾向になっているが、

減少傾向に転じさせていかなくてはならない。

そういった思いで医療非常事態宣言を発出させていただきました。

県民の皆様、また事業者の皆様にはご負担をかける

3週間になると思いますが、ご協力いただきながら、

何とかこの危機を乗り切っていきたいと思います。」

 

知事はこのように話し、市長会の協力を依頼しました。

この日の会議では、県が現在の感染状況や

感染拡大の抑止に向けて説明したほか、

国に産業支援についても要請していることを報告しました。

また意見交換も行われ、小諸市の小泉市長は、

今後の情報公開などの対応について要望したということです。

 

市長

「きのう医療非常事態宣言が出されたということで、

現在の県内の感染状況また医療関係のひっ迫度合いですね、

県の方から説明がありましたし、それから産業振興支援、

これについてどんなことを考えているのかとか

ワクチン接種についての現在わかる範囲での説明がございました。

県は独自で産業支援を市町村と協力しながらやっていくということであるんですが、

県も同じ自治体と言う中で国へも要望して下さっているということです。

具体的に言えば今回のようにエリアの外のレベルが上がったことによって

大きな影響を受けた、飲食、宿泊業、いろんな産業があるんですが

そういうみなさんへの支援をどういう形で

やっていくべきかという説明、市長からの要望というのもありました。

ご案内の通り小諸市の方で爆発的な感染拡大があったということの中で

県の方が基本的には感染者の情報等含めて情報を握っていますので、

やはり県と市の情報共有をさせて頂くということそれから公開の仕方ですね、

ある程度どういう状況の中で感染拡大がなされたのか

それを市民のみなさんにも出来る限り公開していく

そういう形をぜひ県のスタンスとして

とっていただきたいという要望を申し上げました。

県の発表以上のことは我々も申し上げられないという

これは個人情報の問題があったりとか様々な制約がある中でしたので、

やはり全く関係ないということはないにしても

市民のみなさんが不必要に不安や恐怖心あおられることがないように

今回のクラスター的な感染拡大というのは

そういう気持ちを抱いた方もいらっしゃったと思います。

そういう方の負担を軽減したりとか今後どうしたらいいんだという

感染防止対策も市民のみなさんが広く共有できれば

正しく対応できるという中で

そういう意見・要望を出させていただきました。」