水墨画「墨心透映流」創設者で

小諸市在住の名立帰山さんが

水墨画とチャリティー販売の売上金を

小諸市に寄付しました。

 

この日は、小諸消防署で寄付受納式が開かれ、

名立帰山さんと娘の吉祥美玲恵さんの2人が訪れました。

名立さんは、水墨画「墨心透映流」創設者で、

緑内障を患ったことから2年前に画業を引退しています。

 

今回は、名立さんから小諸市に水墨画2点と

去年11月、市内八満の正眼院で開かれた

チャリティー販売の売上金、30万円が寄付されました。

寄付を受け取った小泉市長は、感謝の気持ちを述べ、

「これからの小諸市の芸術文化の発展のために

ご指導頂きたい」と話しました。

今回小諸消防署に寄付された作品「男姿」は、

名立さんが東京で活動していた時に描いたもので、

雨風にさらされながら、家族を守る姿を表現しています。

 

より多くの市民に作品を見てもらいたいと、

小泉市長が小諸消防署の山本博樹署長に

展示場所を相談。

そこで、市民も利用できる

消防署2階の会議室前に飾られました。

 

名立さん

「お弟子さんたちも増えているし、

発表会などをしてもらう活動に充ててもらえたらと思うんです。

それから、飾る場所も充実していけば。

小諸でも沢山発表会をして、

それには照明器具とかあった方が

作品の価値が上がるんじゃないかと思い、寄付しました。」

 

なお、寄付金は、小諸高原美術館のスポットライト購入に。

寄贈されたもう一点の作品は、

市役所の応接室に飾られたということです。

 

名立さん 芸術家を目指す皆さんへ

「念ずれば、花開く。希望は最後まで持ち続ければ、

必ず自分なり、木に花は咲きます。と思って頑張って欲しいです。」