新型コロナウイルス感染警戒レベルが「5」となったことで、

県からの要請を受け、

市内相生町や大手、赤坂の一部の地域の

酒類を提供する飲食店では、

営業時間の短縮や休業しています。

一方で酒類を提供していない店なども

客足が遠のき、厳しい営業が続いているようです。

 

今回県から営業時間の短縮が要請されている飲食店は

今月8日から休業や営業時間短縮の対策をとり、

夜の中心部は閑散とした状態となっています。

 

日中の商店街も同様で、

飲食店以外の店や菓子店、喫茶店なども

客足は遠のき影響を受けています。

 

去年10月に開店したばかりの「小諸駅のまど」では、

酒類は提供していませんが、

通常の時間を短縮して営業しています。

警戒レベルが5に上がって以降、

駅前を訪れる人が一気に少なくなったといいます。

 

そんな中で、通常の感染予防対策を強化。

各席ごとに消毒液を置き、

客が通った場所やドアノブなどは

毎回消毒を行っているといいます。

 

また、SNSなどを通じて、

店に仕入れている商品はもとより、

相生町商店街の各店で取り扱っている商品などを

紹介するなど、

周りの店の応援も行っています。

 

金山さん

「わずかなことではあるんですけど、

駅前に応援の気持ちで来て下さる方が

SNSでも出て来られる中で少しでもその方々に

短い時間で効率よくお買い物していただくためには

どうしたらよいかというところで何かできることはないかと思って始めました。

今までですとあのお店にお客さんが入ったなとか

きょうはにぎやかにお互いに頑張りましょうと言う気持ちで

励みにしていたんですけどそういった状況まったくうかがえずに

お互いにお店によることもはばかられますし

お客様に来てともいえないですし大変苦しい状況です。

今はぜひお越しくださいとはとても言えなくてとはいえ

普段の営業もあるので厳しい状況ではあるんですけど

当店の場合ですと全品テイクアウト可能なものを置いていたりですとか

他のお店さんでも普段はやっていなくても

この時期だけはということがあるかもしれませんから

ぜひコロナがもう少し収まりましたらぜひ来ていただきたいですし

それまでの間はぜひテイクアウトということで

短時間の接触で済むお買い物をぜひしていただけたら

本当にありがたいと思っています。」

 

相生町商店街振興会の市川信行会長は、

今後更に感染予防対策を徹底するとして、

商店街などへの独自の支援策を市や商工会議所にも

お願いしていきたいとしています。

 

市川会長

「本当に感染警戒レベルが5になりまして、

お客様もすごく心配していただいていますし

私たちもやっぱり更に気をつけなくちゃいけない

という気持ちのところですので、

正直お客様の流れというか

車も含めてだいぶ少なくなっております。

それはもう仕方ないことだと思います。

まず初めに、自分たち、感染予防の対策を今までも

しっかりやってきたんですけど、

更に再度感染を拡大させないためにも

予防策を再度徹底するということを

みんなで申し合わせまして、かつホームページですとか

SNS上で相生町商店街振興会のメッセージを載せさせていただきました。

小諸市の相生町商店街、大手、赤坂とレベル5ということで、

新聞にものりましてまわりに小諸にいらっしゃるお客様が

とても心配されていらっしゃいます。

正直イメージも悪くなっていますので、

やはりそのイメージを払しょくしていかなければいけないかな。

そのためには自分たちもやはり感染予防対策を更に徹底する必要があるんですけど

その上でイメージを払しょくしていく手立てを考えていきたいと思っています。

加えて飲食店には時短要請というのが出ているのですが

正直このコロナで影響を受けているのは飲食店以外にも

ほとんどの業種が影響を受けております。

それに対してコロナ対策費用の補助かあるいはそれ以外の補助と言う感じで

何か商工会議所なり市なりで出来ないだろうかと思いまして、

そのあたりを商工会議所通して

いろいろと話を伺おうかなと思っております。

相生町商店街の市川と申します。

この度は本当に感染警戒レベル5になりまして、

みなさまに本当に御心配をおかけしました。本当に申し訳ございません。

また感染された方には一日も早い回復を願いながら

お見舞いを申し上げたいと思います。

私たちは今まで感染予防をしっかりやってきたつもりではいたんですが、

まだまだ足りない部分があったかもしれません。

しっかりとその辺りを私たち見直しをしながら、

本当にお客様がみなさまが

小諸市相生町、大手、赤坂また小諸市全体として

安心して来ていただける町を目指して頑張ってまいりますので、

どうぞすぐにとは申しませんので、

本当に落ち着きましたら

ぜひお越しいただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします」