新型コロナウイルス感染警戒レベルが5となり、

今週いっぱい休校となっている市内小中学校。

市教育委員会の対応について改めてお伝えします。

 

小諸市教育委員会では、

感染の度合いにあわせた学校の対応について様々に想定。

今回の臨時休校は、その中の最高レベル、

「市中感染の恐れがある場合」の対応に基づき行われました。

 

市内の小中学校は今週いっぱい臨時休校として、

18日月曜日から三学期を始める予定です。

なお、中学三年生は、この休み中に登校して

分散でテストを受ける日を設けました。

 

また、これにあわせて市立保育園及び子どもセンター、

児童館、児童クラブの利用の自粛を要請しています。

現在新型コロナに感染した市民の中には、

市内の児童生徒が数人含まれています。

いずれも家族内に陽性者が出たことから

濃厚接触者としてPCR検査などを受けたものです。

中には、一回目の判定で陰性だったものが

二度目の検査で陽性になった例もあります。

また、陽性であっても特別の症状が出ない

「無症状病原体保有者」の子どももいます。

学校が感染の場にはなっていないこと、

昨年末の冬休みから、学校は休みとなっていることから

校舎の消毒は行わないということです。

なお、休校中、

家族や本人がPCR検査などを受けた場合や

濃厚接触者に指定された場合、

必ず学校に連絡するように伝えられています。

濃厚接触者は2週間、出席停止。

接触者でPCR検査を受けて検査結果が陰性の場合、

同居の家族に発熱などの風邪の症状があるときは

出席停止となります。

臨時休校中の課題については、

各学校でプリント類などを保護者に

取りに来てもらう形をとっています。

与えられた個々の課題に向き合うことと同時に、

「どうしたらコロナを予防できるか」などを考える時間も

「生きる力」を養う上で、

大事にしてほしいとしています。