新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館している

市立小諸図書館では、

予約された本を利用者に郵送する対応を行っています。

 

市内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、

感染警戒レベルが5に上がったことを受け、

市立小諸図書館は今月6日から臨時休館しています。

休館期間は当面の間。

その間予定されていたイベントもすべて中止となります。

休館中、図書館では予約されていた本を

レターパックで郵送するサービスを行います。

これには、日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」が、

コロナ対応の補助金で全国の希望図書館に寄贈した

レターパック100部を活用しています。

インターネット利用者サービスで予約された本が対象で、

レターパックがなくなり次第終了です。

一度に郵送できるのは2~3冊で、一度に入らない場合は

郵送された本を返却すると、次の本が郵送されます。

返却は、

図書館横か地下エレベーターホールにあるブックポスト、

または元払いによる郵送でも受け付けています。

利用者カードを持っている人は、パソコンやスマートフォンで

インターネット利用者サービスに登録し、

本を予約することができます。

 

郵送のサービスは、論文などのための文献が必要な学生にも

利用してほしいとしています。

また、利用者カードを持っていない学生には、

必要な本のタイトルが分かれば

内容の一部をコピーして郵送する対応も行います。

こちらは電話またはメールでお問い合わせください。

さらに今後、休館中で本を選べない間も

読む本が欲しいという利用者に向けて、

職員が本を選んで郵送する

「おまかせパック」のサービスも予定しています。

 

大林さん

「感染が広がったということで、

これは致し方ないことなので、

職員としてもできることを粛々としていくということしかありませんね。

できる限り休館になっても

本をそばに置いていただけるようにということで、

開館中も貸し出し冊数無制限、

3週間貸し出しをこの1年間ずっと継続して続けてきましたし、

インターネットの利用者登録もおすすめしてきて、

休館してもなるべく変わらないサービスが

受けてもらえるようにということで、

努力をしてきたつもりなので、

これでまた図書館を利用していただけるといいなと思っています。」

 

また休館中、図書館入り口には

疫病退散を祈る、職員手作りの「お守り」が置かれています。

市役所や医療センターに立ち寄った市民に

手に取ってほしいということです。