小諸市議会12月定例会が

きょう26日(木)に開会しました。

12月定例会には、条例案や

一般会計補正予算案など27件が

提出されました。

会期は来月22日(火)までの27日間です。

 

きょうの本会議では冒頭あいさつに立った小泉市長が、

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、

市民に呼び掛けました。

 

「小諸市ではこれまでの累計で13人の感染が確認されており

予断を許さない状況です。

治療中、療養中の方の早期の回復を

お祈り申し上げるところであります。

小諸市で感染者が確認された場合、県や佐久保健所と連携し迅速、

的確な情報提供と冷静な対応を市民に呼びかけてます。

情報提供では、プライバシーの配慮が必要なことから、

噂やデマに惑わされることなく、冷静な行動と、

各自徹底した予防策をお願いしたいと思います。」

 

また市長は、応募者多数となった

こもろ応援チケット第2弾について触れ、

「引き続き、市内の消費回復に向けて

ご協力をお願いしたい。」と述べました。

 

12月定例会には、条例改正案の他、

小諸市総合計画第11次基本計画の策定に向けて

議会の議決を求めるもの、

更に、一般会計補正予算案など、27件が提出されています。

 

きょうの本会議では、

小諸市総合計画第11次基本計画審査特別委員会が

設置され、

正副議長を除く17人が委員に選任されました。

 

また、きょうは、小諸市固定資産評価審査委員会委員の

選任の同意も諮られ、

議会の同意を得ました。

選任されたのは、東小諸区の塩川豊さんで、

任期はことし12月15日から令和5年12月14日までの

3年間となります。

一般会計補正予算では、すでに今月2日付の

専決処分として、

感染症の拡大予防のため、

18歳までの子どもへの

インフルエンザ予防接種費用を補助するための経費

800万円が計上されています。

これは、生後6か月からが対象で1000円が補助されます。

その他きょうは、歳入・歳出の総額で

1億5000万円を追加する

一般会計補正予算案が提出されました。

 

主なものでは、ふるさと納税の申し込みが増えていることから、

返礼品業務の委託料など

増額分1億950万円を追加。

ふるさと納税は、

先月末の段階で、年度当初の見込み額2億円を

大幅に上回り、

順調な伸びを見せているということです。

その他、小中学校の体育館とグラウンドにWi-Fiを整備。

学習の他、避難所となった際にも活用していく計画です。

また、新型コロナの影響で

懐古園入園者数が減少したことに伴い、

運営経費の補填のため、5400万円を

一般会計から特別会計に繰り入れる予定です。

他に、プールの営業中止に伴う使用料の減額なども含め、

今年度の一般会計は

総額で243億5500万円となる見込みです。

 

また、長野県人事委員会勧告に伴い、

議員、特別職、一般職の期末手当の支給月数を

0.05月分引き下げるため、条例の改正案が

提出されました。

こちらはきょうの審議を経て可決されたことから、

12月の支給分から適用されます。

 

きょうの審議で可決した議案以外は、

今後委員会審議を経て、

来月22日の最終日に採決されます。