小諸市消防団の分団別規律訓練が、

11日(日)に小諸消防署で行われました。

 

この日の訓練には、小諸市消防団の幹部をはじめ、

第1分団から第7分団までの団員など

190人が参加しました。

 

市長

「消防団は火災予防の啓発から、

いざ有事の際の消防活動、また行方不明者の捜索、

自然災害の対応など、本当に大きな役割を担っています。

どうか、きょうの訓練をしっかり身に着けていただいて、

いざ有事の際の対応をお願いしたいという風に思います。」

 

小諸市消防団の分団別規律訓練は、規律を正し、

有事の際に迅速に行動できるようにと、

2年に1度開かれているものです。

 

ことしは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、

4月に予定していた新入団員規律訓練などが中止に。

新入団員を含め、全分団の団員が一堂に会するのは

今年度初となりました。

 

これまでは天池の総合運動場などで訓練を行っていましたが、

ことしは、5月に開庁した小諸消防署新庁舎が会場に。

 

小諸消防署の署員が講師として指揮を執り、

分団ごとに敬礼や集合、

行進訓練などを行いました。

消防団員たちは、

消防署の署員や分団長から指摘された箇所を修正し、

実践を通して消防団の規律を身に着けていきました。

また、新入団員20人は、

小諸消防署の署員から礼式や行進の仕方を学んでいました。

 

新入団員

「自分たちの若い世代がこのぐらいの人数いるんだなって

いうことが実感できたので、参加してみてよかったと思います。

まだ行動訓練ばかりなんですけど、

これからいろんなことを覚えていきたいと思います。」

 

小諸市消防団では、年末の夜警巡視や来年の出初式で、

この日の訓練の成果を発揮したいとしています。

 

団長

「本来ですと4月に開催しなくちゃいけない訓練なんですけど、

この時期になってしまったわけですけど、

訓練できたこと自体は本当にうれしく思います。

ちょっと見させてもらったんですけど、

緊張感をもってやっているなというのを感じられます。

新入団員にも教えてもらえるんじゃないかと非常に期待しています。

この訓練っていうのは、いろんな大会もそうですし、

これから夜警とかもありますので、

そのための準備、また出初式のための訓練ですので、

団員が一丸となって、

1つの行動がとれるということは期待しております。」