小諸市公民館の主催で、

60歳以上の市民を対象に講習などを行う

「こもろシニア教室」。

今年度初めてとなる特別講座が、

先月28日(金)文化会館ホールで開かれました。

 

今年度、「こもろシニア教室」は

新型コロナウイルス感染予防のため中止となりましたが、

参加者同士間隔を取れるホールで、感染症対策を行った上で

先月から3回にわたり特別講座を開いています。

初回となるこの日は、60歳以上の市民およそ50人が参加。

こもろシニア教室運営委員長で、

小諸フィルムコミッションの会長も務める牧野和人さんが

小諸城を3DCGで再現する取り組みを紹介しました。

小諸フィルムコミッションが長野大学と協力して

小諸城を3Dで再現する小諸城デジタルアーカイブプロジェクト。

残された絵図面をもとに、

後世に残る、小諸城の立体映像を制作しています。

去年夏に制作されたDVDも上映され、

参加者たちはその映像に見入っていました。

 

牧野さんは最後に、

「材質や建物内部の絵についても

さらに詳しく再現していきたい」

と今後の展望を語りました。

 

参加者

「これで5年目です。」

「村の人たちには会っていますけど、

ほかの人たちは久々に、それこそ

今年1月の最終のあれのときから、久しぶりに会えました。」

「楽しみもあるし、声を交わさなくても、

みんな元気でいたかなと思うだけで、

楽しみですよね、本当に。」

「小諸城事態が全体的に頭に入っていないから、

あれを見てもどこにあったんだろうなというのが、

三の門なんかは分かるけどね、

だいたい分かるけど、

ああいう形でずいぶん現代的なんだなと思って。」

 

運営委員会は、市や地域の様々な行事が中止となる中

出かける機会の少ない高齢者に

楽しんでもらえる講座にしていきたいということです。