小諸市では今月1日から小諸市社会福祉協議会内で

ファミリーサポートセンター事業を開始しました。

 

ファミリーサポートセンター事業とは

地域で子育てを支える相互援助活動を行う制度です。

子育ての手助けをしてほしい人と

子育ての支援をしたい人それぞれが会員となり

ファミリーサポートセンターがそれぞれの依頼や

希望に応じて会員同士の仲介を行います。

 

「小諸市にもファミリーサポート事業を

展開してほしい」という市民の声を受け、

市では来年完成予定の複合型中心拠点誘導施設に

ファミリーサポートセンターの事務所を

設けることになっています。

 

それに先駆け、

今月1日から社会福祉協議会に運営を委託。

先行して開始することになりました。

 

サポートを受ける依頼会員は、

市内在住または小諸市に通勤・通学し、

生後6ヶ月から小学6年生までの保護者が対象。

依頼会員が事前に利用したい日程を

ファミリーサポートセンターに連絡すると、

依頼内容に合った提供会員をセンターの職員が紹介します。

依頼が成立すると

スムーズな活動が行えるよう

預ける子どもと共に依頼会員と提供会員の

事前打ち合わせが行われます。

 

今月1日現在の会員登録者数は、依頼会員が5人、

提供会員が5人、依頼・提供を兼ねる両方会員が1人です。

依頼会員は20代から40代の人が多く

職場復帰と子育ての両立のために活用する人や、

以前他の市町村で

ファミリーサポートセンターを利用したことがあり

引き続き依頼する人など

様々です。

 

依頼会員から提供会員に支払う報酬額は

月曜日から金曜日午前7時から午後7時までは

1時間当たり800円。

休日や祝日、

また時間外は1時間当たり900円となっています。

 

小諸市では小諸の事情を取り入れ、

地域の人が利用しやすい

ファミリーサポート事業にしていきたいとしています。

 

社協 仁科さん

「他市町村で利用された方が、本当に家族のように、

第2の家族みたいにいろいろ相談したりとか、

助かった面を聞いてますので、

実際に始めてそういう形になってくれると

うれしいなっていう風に思います。

何か役に立つことないかなとか、

それから何かすることないかなっていう方たちにとっては、

生きがいにもなったり、

それから自分もちょっと役に立っているんだっていうことを

実感していただけるような活動になっていただけたら

とってもいいかなって思っていますけど。

活用していただいた方が

このファミサポがあって助かったとか、

それから子どもにとってもよかったなっていう、

そういうセンターになっていくといいと思っています。」