任期満了に伴う

小諸市長選挙は

きのう5日に告示されました。

 

立候補の届け出を行ったのは、

現職の小泉俊博さんのみで、

他に立候補の届け出はなく、

小泉さんが、

無投票で再選を果たしました。

小諸市長選挙で

無投票当選となったのは、

2008年以来12年ぶりとなります。

告示日のきのう5日(日)午後5時までに、

選挙管理委員会へ立候補の届出を行ったのは、

現職の小泉俊博さんのみで

小泉さんの無投票再選が決まりました。

 

きのう午後5時、

立候補の受付が締め切られ無投票での再選が確定すると

小泉さんの選挙事務所では、

選挙報告会を開き、再選を祝いました。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、

支持者には声をかけずに役員およそ30人が集まっての

報告会となりましたが、

小泉さんは多くの市民の支持に感謝し、

今後4年間の抱負を述べました。

小泉さんの事務所では、

昨日5日 朝8時半から出陣式を開き、

一日限りの選挙運動も行いました。

 

小泉さんは集まった人たちを前に第一声を上げ、

「小諸に元気と誇りを取り戻す」との思いで

様々な政策を行ってきたと実績を強調。

2期目の政策と小諸への思いを力強く述べました。

 

「4年前、5人立候補の激戦を制し市長に。

それから4年間、5人の思いを一つに市政に取り組んできた。

元気と誇りを取り戻すをスローガンに取り組んできたが、

今回2期目はこれから小諸が生き残っていくために、

『健幸都市こもろー小諸版ウエルネス・シティ』を掲げました。

全てのことで健幸都市こもろを目指していかなくてはならない。

小諸に住んで良かった。住みたいと思ってもらえる、

選ばれる小諸市を目指していきたい。」

 

小泉さんはきのう夕方までかけて市内を一巡し、

駅前や郊外など様々な場所で街頭演説を行って、

自身の掲げる政策を訴え、支持を呼びかけました。

 

「新型コロナウィルス感染拡大が続いている。

終息後には経済対策を行い、商都小諸を復活させたい。

皆様の絶大なるご支援をお願いしたい。」

 

行く先々でそれぞれの地域の産業に沿った充実を図ることを

次期の政策として強く訴えていました。

 

「ここ北大井は農業に特化した地域。

1期目から取り組んできた小諸ブランドの創出に更に力を入れ、

この地域のみなさんの収入をしっかりと確保していきたい。」

 

出身地を始め、多くの場所で市民の温かい声援を受け、

小泉さんも支持の広がりに手ごたえを感じているようでした。

再選をめざし無所属で立候補した

現職1期目の小泉俊博さんは

森山出身で現在は谷地原に在住。56歳です。

野沢北高校・駒澤大学法学部卒業後、

井出 正一 元衆議院議員の私設秘書を4年間務めたのち、

小諸市内に事務所を構えて、行政書士として活動。

前回2016年の市長選では5人立候補の激戦を制しました。

民間から行政に入った小泉さん。

一期目は情報戦略、シティープロモーション事業に着手。

ふるさと納税の増額で大幅な実績アップを図りました。

職員の創意工夫によるPR動画も制作。

市内外への情報発信を行いました。

更に、高校生までの福祉医療費の窓口無料化を

県内の市町村に先駆けて実現しました。

また相生町のツルヤ小諸店跡地に、

高齢化社会や子育て支援に対応する複合施設を計画。

来年度には完成予定です。

二期目はさらにこれらの事業を充実させながら、

子育て環境の整備や、健康福祉、生活基盤整備などに

力を入れ、

全ての市民が「住んで良かったと感じられるまち」、

さらには、市外の人から「選ばれるまち」を目標とする

「健幸都市こもろ=小諸版ウエルネス・シティ」を掲げ、

実現していきたいとしています。