小諸図書館ひだまりサロンで

18日(土)、朗読劇が行われました。

 

図書館職員によるこの朗読劇は

去年8月に始まって以来、今回で2回目。

この日は「ゆめみこぞう」と「雪女」

2本のお話を朗読しました。

最初の作品は「ゆめみこぞう」。

初夢を高く買うというお金持ちの話に多くの人が

自分の初夢の話をします。

しかし小僧だけは自分の夢の話をしません。

怒った人々は小僧を川へ突き落とします。

そこで出会った河童に「生き針」と「死に針」をもらい、

小僧はそれを使って人助けをしていくというお話です。

 

次の物語は「雪女」です。

ある吹雪の夜に老人と若者が山で遭難。

二人は雪女に出会い、雪女は老人を殺してしまいます。

しかし雪女は若者だけを助け、

ここで起こったことを

誰にも話さないという約束を若者と結びます。

数年後、人間の姿をした雪女と若者が再会。

その後生活を共にしますが、

若者があの日の約束を破り、雪女の話をしてしまいます。

 

小諸図書館では今後もこうしたイベントを

企画していきたいとしています。