今年で31回目となる小諸養護学校の文化祭「小養祭」が

5日(土)に開かれ、

地域の人や卒業生など大勢の人で賑わいました。

 

「小養祭」は、児童・生徒の活動発表の場として、

毎年この時期に開かれています。

オープニングセレモニーではそれぞれの学年ごとに

ことしの小養祭の見どころをPR。

販売スペースでは

児童や生徒が小養祭のために制作してきた作品が

展示・販売され、訪れた人たちを楽しませていました。

生徒たちは制作した作品を自ら販売。

皆嬉しそうに訪れた人に対応していました。

また野沢南高校や佐久長聖高校などから

生徒がボランティアとして参加し

販売の手伝いなどを行っていました。

会場の一角ではPTAによるバザーも行われ、

学校オリジナルのマスコットや

日用品などが人気を集めました。

最も多くの人が足を運んでいたのが、

体育館で行われた高等部による製品販売です。

陶芸班や木工班、縫製班などの班ごとに、

これまで製作してきた作品がずらりと並び、

訪れた人たちは、手作りのオリジナル製品を

品定めしながら次々と買い求めていました。

農耕班が販売している野菜ももちろん生徒が育てたもの。

新鮮な野菜や手作り味噌などが並びこちらも大盛況でした。

 

訪れた人

「僕はね、これで4回目。毎年毎年すごい。子ども達が元気だよね。

いつもいつも楽しくて、楽しみにしてる。

(こちら生徒さんが作られたもの?)みんなが作ったね。

とても頑丈で長持ちするから楽しみなんだよ。

毎年夫婦で来てんの。出し物がすごく洗礼されてる。」

 

ことしも多くの人が訪れた小養祭。

この日のために中心となって準備を進めてきた

生徒会役員たちは

充実感でいっぱいの表情を見せていました。

 

副会長

「4月の初めからこの小養祭のために製品を一から作ってきて、

そのため頑張りなどいろいろ詰めてきました。

小養祭に向けて。

結構人もお客さんも来てて、

結構幸先良いんじゃないかなって感じはします。

すごい嬉しいです。来ていただいて。

やっぱり令和初の小養祭。

平成とどういう違いが出ているのかっていうのもそうですし、

いつも毎年やっている生徒たちも違いますので

その辺りぜひ製品とかいろんなもの作っているので

ぜひ見てって買ってっていただきたいかなと思います。」

 

生徒会長

「それぞれのクラスだったり、

今の作業もそうですけど販売の準備だったり、

クラスの催し物のダンスや歌の準備とかをしてきました。

作業とかでもそうなんですけれど、

お客様のために良い製品を作るとか

そういう工夫しながらやっていく所が大変だったかなと。

毎年3年間やってますけれど、

大勢お客さんが来て下さってすごく嬉しいと思っています。」