市内東部地区の防災訓練が、7日(土)、

坂の上小学校の体育館で行われました。

東部地区では、区民の防災意識向上のため、

毎年防災訓練を行っています。

この日は、東部地区に所属する7区の代表者、

およそ70人が訓練に臨みました。

毎年、東部地区では内容を変えて訓練を行っています。

ことしは、長野県赤十字救護隊 東信方面隊の

臼田映三郎隊長を講師に招き、

「救急法の基礎知識」について実践形式で学びました。

初めに取り組んだのは、担架を使った搬送方法です。

講師の臼田さんから、担架の組み立て方や、

安全な担架の持ち方、進行方向の取り方など、

傷病者を動揺させない搬送方法を教わりました。

参加した区民も、

4人1組で担架を使った基本搬送を実践していきます。

参加した区民らは、

いざというときに行動できるよう、

実践的な訓練の必要性を噛みしめているようでした。

 

参加者

「やっぱりやってみると、分からないこと、

また、思い出せなかったりやり方が、

やっぱり緊張しますよね。

疾病者優先でっていうことを忘れちゃって、

非常に何回も繰り返して練習しないとね、

緊張でどぎまぎしちゃってね、

分かんなくなっちゃうっていうのがあるこら、

こういうのも毎年のように

反復で練習してかないとっていうことを感じましたね。」

 

区長会会長

「いざとなった災害のときに最低限の知識でも覚えていれば、

みなさんの役に立つんじゃないかっていうことで、

毎年こういう風に防災訓練やってると思いますよ。

こういう基礎知識が多少あれば、

経験あるなっていう人がいれば、

みなさん助かるんじゃないかな。

少なくとも、きょう来たメンバーがリーダーになってくれればね、

知らないより、知ってた方の方が、

「こういうときにはこうだったよ」

とみんなに説明できるからね。それでいいと思うよ。」