障害のある人たちを対象にしたスポーツ大会が

6日(土)、小諸市総合体育館で開かれました。

この大会は、障害のある人たちが

身体を動かしながら

参加者同士親睦を深める機会にしようと、

小諸市身体障害者福祉協会の

会員を対象に行われているものです。

この日は35人の会員が参加。

誰でも簡単に楽しめるよう

ルールなどが工夫された6種類のスポーツを、

6つのチームに分かれて楽しみました。

こちらは2チームに分かれて対戦する「ボッチャ」。

初めに投げる白いジャックボールめがけて

赤または青のボールを投げ、

自分のチームの色のボールを

いかにジャックボールに近づけられるかを競うスポーツです。

参加者たちは、

互いのプレーをたたえ合いながら楽しんでいました。

また、この日は、千曲小学校と芦原中学校の児童生徒や

小諸看護専門学校の学生ら、あわせて19人が

ボランティアとして参加。

会員たちが楽しくプレーできるようにすすんで手助けをしたり、

一緒にスポーツを楽しんだりしていました。

 

参加者

「とっても楽しいです。ボッチャは何回かやったことがあって、

最初は久しぶりなのでうまくいかなかったんだけど、

自分でジャックボールを投げた時に、

近くにボールがいったりとかして良かったです。」

 

「なかなか中学生や小学生の子どもたちとお手伝いとかで

触れ合うこととかはないので、

中学生や小学生にとってもいい経験になると思うし、

私たちにとってもいい経験になります。」

 

ボランティア

「いろんな人がいて、

その人たちと仲良くなれて、すごい楽しいです。」

「みんな楽しめているので、

こういう障がい者スポーツ大会をやっていていいなと思いました。」

 

会場には、来年東京で開催されるパラリンピックを

長野県からも盛り上げようと発足したプロジェクト

「パラウェーブNAGANO」のブースも。

参加者たちはクイズや応援フラッグの寄せ書きなどを通して

パラリンピックへの興味や理解を深めたということです。