ことしで51回目となる小諸市消防団ポンプ操法大会が、

2日(日)、小諸東中学校のグラウンドで開かれ、

消防団員たちの熱戦が繰り広げられました。

小諸市消防団ポンプ操法大会は、

団員の消防技術や士気の向上を図ろうと、

毎年この時期に開かれています。

会場には、団員をはじめ、

団長や副団長、小諸消防署の署員など

およそ400人が集まりました。

競技はポンプ車操法と小型ポンプ操法の

2部門に分けて行われます。

ポンプ車操法の部には、

ポンプ車を所有する第1分団、第2分団、第3分団が。

小型ポンプ操法の部には全7分団が出場しました。

有事の際に備えて開かれているため、

放水までのスピードだけでなく、安全で正確な操法、

さらに、規律のとれた動きが求められるこの大会。

会場は緊張した雰囲気が漂います。

早朝や夜間に練習を重ねてきたチームも多く、

選手たちは皆、訓練の成果を発揮しようと、

懸命に操法を披露していました。

熱戦の結果、

ポンプ車操法の優勝は

相生町・荒町などで構成する第1分団3部

4連覇です。

小型ポンプ操法の部では、

第3分団の菱野部が

3年ぶりに優勝を果たしました。

両チームとも、

放水までのスピードが最も速かった点や

チームの規律の高さなどが評価されました。

2つの部は小諸市の代表として、

来月7日(日)に、御代田町の雪窓公園で行われる

北佐久大会に出場します。

 

第1分団3部主将 山東丈洋さん

「勝ったのは素直に嬉しかったんですが、

普段やってる操法に比べると

その10分の1くらいしか力が出せなかった気がするので、

そういった部分では悔しい部分もあります。

本当に減点を無くして

少しでも良い操法になるように頑張っていきたいです。」

 

第1分団3部指揮者  土屋豪士さん

「短い時間の中で、充実した練習ができたので、

今年はそれが良かったんじゃないのかなと思っています。

目標は、群に勝って群大会に勝って

1位になって県大会にまた行ければなと思っています。」

 

第3分団菱野部主将 上原大樹さん

「選手、隊員みんなで頑張ってこれましたので、

大変うれしかったです。

操法も練習もなんですが、今年は選手が怪我人が出たりして、

途中だいぶ苦労したことがありましたけど、

みんなで頑張って乗り切っていこうというところを

目指してやってこれたのが良かったのかなと考えています。

今より、操法の訓練はもちろんですけども、

やはり安定して双方が出来るように

精神面の方も成長出来ていければなと考えています。」

 

第3分団菱野部指揮者  漆原健志さん

「今年は、優勝したいってみんなで決めていたんで、

決まってうれしいです。

まだまだ今日の操法だと群大会に行っても

全然勝負にならないと思いますので、

また細かいところ修正していきたいです。

北佐久大会でも小諸市代表として

恥ずかしくない操法をしていきたいと思います。」