知的障害者などへの自立支援を行う

社会福祉法人小諸学舎が

市内御幸町にグループホーム「みゆき生活舎」を新設しました。

13日(土)には 竣工式が行われました。

 

この日の竣工式には、

小泉市長や山岸県議をはじめ、

建設会社の関係者や、

社会福祉法人小諸学舎の関係者など

およそ50人が集まりました。

今回、市内御幸町に建設されたグループホーム

「みゆき生活舎」は

共同生活を営む知的障害者に対して、

食事提供など日常生活の援助を行い

地域における自立生活を支援する施設です。

市内に3つあった小諸学舎のグループホームの内、

老朽化やバリアフリーなどに課題のあった

坂の上生活舎とあゆみ生活舎を統合。

開放的で、職員の動線もとりやすい作りとなっています。

敷地面積はおよそ528平方メートル。

木造平屋建てで延床面積はおよそ492平方メートルです。

県下の同様の施設の中でも屈指の広さとなります。

定員は8人から9人に拡大。

1人の短期入所に対応する機能を設けました。

職員およそ12人で運営に当たります。

また、関係者以外も利用可能な地域交流カフェ「こひつじ」や

知的障害者やその家族の様々な相談に対応する

相談支援施設を設置。

複合的な機能を持つ、グループホームとして新設されました。

総事業費はおよそ2億円で、

一部には国と県の補助金も活用されています。

 

職員 大塚さん

「地域交流カフェは、名前のとおりなんですけれども、

地域のみなさまに来ていただきたいです。

今まで小諸学舎っていうのは、福祉施設ということで、

なかなか来たくても来られない方が

いらっしゃったと思うんですけれども、

これからは地域のみなさまに、

気軽に来ていただけるようにしていきたいと思っています。」

 

「みゆき生活舎」は5月初旬に運営を開始し、

9人の入居者が利用することを予定しています。

 

学舎長小松さん

「障害のある方たちが生活する場所ですから、

ここに帰ってきたい、

ここでほっとする場所になればいいのかなっていう風に思います。

またここで、ここの仲間の人たちと生活して、

勇気づけられたり、力づけられて、

積極的に外の人たちと交わるような、

そんな生活をしていただければ、

こんなにうれしいことはありません。

今ここ、撮影していただいている場所が、

地域交流カフェの「こひつじ」っていうところなんですけれども、

地域の住民の方々も、積極的に足を運んでいただいて、

ここの方たちと交わっていただければいいかなっていう風に思いますし、

いろんなお話をしていただいたりとか、

いろんな会議もできれば積極的に

ここで開いていただくようなことをしていただいて、

地域のみなさま方もここをいろんな用途で

使ってもらえればいいのかなとも思っています。」