農業委員が中心となってつくる有志団体「いもいもの会」では、

御牧ケ原の特産品である「白いも」の栽培に

毎年取り組んでいます。

ことしも7日(日)に御牧ケ原の畑で行われました。

御牧ケ原の特産である白土ばれいしょー通称白いも。

粘土質の土壌で作られることから、

通常のばれいしょより、甘みが強く、

ほくほくとした食感が特徴です。

「いもいもの会」では、

遊休農地の解消や地産地消の推進を図り、

白いもをより多くの人に知ってもらおうと、

毎年、農業委員が中心になり、

一般にも会員を募って白いもの栽培を行っています。

16年目の活動となったことしは、農業委員26人と

市内外からの一般会員16人が会員として登録。

そのうち、初めて会員となるのは6人です。

この日は29人が参加しました。

今回は、去年も使用した10アールの畑に、

更に5アール分を追加し、15アールの畑を使用。

参加した人たちは、等間隔で、種いもを植えていきました。

中には、初めて参加する市民や、海外からの参加者もいて、

初めての種いもの播きつけに、

楽しそうに取り組んでいました。

 

参加者

「イギリスから来ました。

(イギリスから?こちらが実家なんですか?)

はい。北軽井沢に実家がります。

初めてなのでみんな楽しみに来ました。

楽しかったすごく。

最後のたたくところ。土をかけるところね。

初めてなので新しいことをして面白かったです。」

 

「みなさんと共同作業をして

夏のいも掘りの時に収穫をしたのを

一人20キロ頂けるということで参加しました。

(どんなお味なのか楽しみですよね。)

そうですよね。ほくほくしているといいよね。」

 

「いもいもの会」では今後、6月上旬頃に土寄せと草刈りを行い、

7月下旬頃の収穫を予定しています。

 

会長

「みなさんとても生き生きといもまきをされておりまして、

とてもよかったと思います。

やはり地元の白土ばれいしょというものも

みなさんに知っていただけたことも一つなので、

こういう活動を通じて普及していければ

また継続できればという風には考えております。」