空気が乾燥し、風が強く吹くこの時期は、

火災が起こりやすく、火が燃え広がりやすい傾向にあります。

 

東区では、

いざという時に備え、防災の意識を高めてもらおうと、

今月3日(日)に

水消火器を使った消火訓練を東区公民館で行いました。

 

春口博二 区長

「毎日のようにですね、

火災のニュースが流れない日はないという昨今ですね。

特にここのところ雨が少なくてですね、

乾燥しきっています。

ですから、火の元にはですね、

十分注意していただきたいと思います。」

 

この日は区民およそ40人が集まり、

実際に消火器を使った訓練を行いました。

参加者ははじめに、

火災が発生したときの対応や、消火器の使い方、

実際に使用するときの注意点などの指導を受けました。

この日は、1人でも多くの区民に消火器を使ってもらおうと、

水消火器を用意。

参加者は火に見立てた的に向かって、

消火器から発せられる水を当てていきました。

みな順番に消火器を手にとり、

的の少し手前からほうきで掃くようにして水をかけるなど、

指導された内容を実践していました。

 

参加者

「もっと難しいかなと思ってたんですけど、

わりかし簡単にできるのがよかったなと思っていますけどね。

すぐにできるような体制が

やっぱり一番必要かなと思いましたよね。

それぞれの家庭が持ってることが大事でしょうけどね。

指定の場所をいくつか作っておく

必要もあるんじゃないかなって思いますね。」

 

春口博二 区長

「みなさんの意識を高めるための啓発活動ですよね。

その時が来なければ、他人事なんです。

でも、こういうことを通じて他人事じゃないということを

1人ひとりの人に感じてほしいですね。

組織とか仕組みがあっても実際に動けないとだめですから、

絵に描いた餅ですのでね、そうならないように、

折に触れて訓練をするというのが大事ですね。」