東雲区では、

毎年恒例となっているそば会を

今月2日(土)、

東雲コミュニティセンターで開きました。

 

東雲区の今年度最後の行事となるそば会。

区民に親睦を深めてもらおうと、

20年以上前からこの時期に行われています。

この日は、およそ11キロの

小諸産と大町産のそば粉が用意され、

区民およそ50人が、

二種類のそばを打ちました。

区民にそば打ちを指導したのは、

区の公民館 副館長の日下部清司さんと、

区民の原田徳子さんです。

2人の丁寧な指導を受け、

子どもから大人まで、

皆、夢中でそばを仕上げていきました。

 

子ども

「楽しい。こねたり、切るところ。」

 

参加者

「まだ2回目なんでね、

まだ楽しさ半分ぐらいしか分かってないけど、

もう2回もやれば大分よくなってくるんじゃないですか。

頑張って打ちます。」

 

出来上がったそばは、

東雲区のボランティア団体「むつみ会」のメンバーが、

手際よく茹で上げ、盛り付けていきました。

このそば会のもう一つの楽しみは、

キジ肉の入ったそばつゆです。

区内に住む猟師の山田茂良さんが

二日前に獲ったキジを使用。

キジから出た油がそばつゆの甘味を引き立てます。

山田さんは参加者を喜ばせようと、

キジ肉や鹿肉を甘辛いタレで炒めた

手料理もふるまいました。

1つのテーブルに肩を寄せ合い、

和気あいあいと楽しむ東雲区のそば会。

参加者らは、打ち立てのそばを、

美味しそうに頬張り、

話に花を咲かせていました。

 

参加者

「色々な食感があって、なんかこう、

複雑な味というか、美味しかったです。

(区のみなさんと親睦は深まりましたか?)

そうですね、深まりました。」

 

区では、

これからも区民同士が顔をあわせ、

親睦を深める場として、

このそば会を続けていきたいとしています。