広報こもろと一緒に毎月発行している公民館報こもろが、

全国公民館報コンクールで、奨励賞を受賞しました。

公民館報こもろは、1949年昭和27年8月に発行。

以来、毎月欠かさずに発行されてきました。

ことし2月号で828号を数えます。

去年の9月、10月、11月の3ヶ月分の館報を

今回、2年1度開かれている全国公民館連合会主催の

「第7回全国公民館報コンクール」に

担当の職員が応募。

応募161紙の中から奨励賞に選ばれました。

最優秀賞、優秀賞、優良賞、特別賞、奨励賞の

5つの賞が設けられていて、

受賞したのはわずか18点です。

 

塩川さん

「今まで頑張ってきた。

編集委員さんと一緒に頑張ってきたのが、

報われたなと思って、

すぐそのあとの編集委員会で

みなさんに報告をして喜んでいただきました。」

 

公民館報こもろは、7つの支館から選出された

編集委員8人が、任期2年の中で、それぞれ取材などを担当。

館報担当職員の計9人で月に2回会議を開き、

編集を行っています。

皆、今回の受賞を聞いて、

驚きと喜びを隠しきれない様子です。

「最初はすごいびっくりしまして、

まさかこういう賞に出品されているとは思っていなかったので、

実はーということで塩川主査からお話をいただいたので、

えーっていううれしさよりも最初は驚きの方が大きかったですかね。」

「やっぱり塩川さんがそういうところに

心を配って応募してくださらなかったら

こういう賞もいただけなかったですし、

また小諸市で、公民館報がずっと長く続いてきた結果というのがあるので、

そういうことも含めてうれしいというのはあります。」

「本当に力合わせて8人がね、それで塩川さん入れて9人ですか。

みんなが一生懸命やったいい結果がこう出たと思うんですよ。

今後も一つ上の特別賞もらえるような

公民館報作っていただければというのは1番ですけどね。」

小諸市の公民館報は広報こもろと合冊で発行しています。

今回の受賞は、合冊の中でも、

独自の企画で工夫している点や、

住民が主体的に編集している点などが評価されました。

市内小学校に協力を依頼し、

児童・生徒の作品と写真、

児童・生徒が書いた文章を載せる

「ぼくとわたしの作品」や

地域の身近な人を紹介する「ひと人」など、

長年続くコーナーもあり、多くの人に親しまれています。

 

塩川さん

「今公民館報は広報こもろと合冊という形で

広報こもろにはさまれる形で真ん中にあるんですけれども、

そういった中で広報紙とはまた別の身近な情報であったり、

小諸の小さなげにと言いますか、

みんな知らないけれども元気な人というのはいっぱいいて、

元気に活動されたり楽しく日々過ごしている方は

いっぱいいるので、そういった方たちを紹介することと、

あとはやっぱり地区の公民館で

どんなことをやっているとか

どんな風に地域を盛り立てているということを中心に情報発信をしたり、

あとはこんなことを発信してほしいというリクエストがあったりして

そういうことに応えていけるような

公民館報を意識しています。」

 

今回の賞を励みに、担当職員である塩川さんは、

皆と協力しながら、充実した紙面づくりに

力を入れていきたいとしています。

 

塩川さん

「今まだできていないのが、地域で困っていることを問題提起したり、

こんな風に困っていることがあるんだけど、

どんな風にしていけば良いか、

そんなこともみんなで考えられるような、考えを提示できたり、

意見をもらえるようなそういうところも

やっていけたらなと思っているので、

今後はそういった部分について

また編集委員さんたちとも

一緒に頑張っていきたいと思っています。」