知的障害者などへの自立支援を行う

社会福祉法人小諸学舎が

市内御幸町にグループホームを建設中です。

3日(月)には 上棟式が行われました。

 

この日の上棟式には、

グループホーム完成後の入居予定者をはじめ

社会福祉法人小諸学舎の関係者

およそ100人が集まりました。

式では、建物の四隅に塩や酒を撒いて清める

四方固めの儀などが行われ、

施主と関係者の健康と繁栄が祈願されました。

続いて、ごち餅まきが行われ、

集まった人たちがまかれる餅や菓子をひろっていました。

今回、市内御幸町に建設されるグループホーム

「みゆき生活舎」は

共同生活を営む知的障害者に対して、

食事提供など日常生活の援助を行い

地域における自立生活を支援する施設です。

現在、市内に3つある小諸学舎のグループホームの内、

老朽化やバリアフリーなどに課題のあった

坂の上生活舎とあゆみ生活舎を統合。

定員を8人から9人に拡大するほか、

1人程度の短期入所に対応する機能を設けます。

また、関係者以外も利用可能なカフェスペースや

知的障害者やその家族の様々な相談に対応する

相談支援施設を設置。

複合的な機能を持つ、

新たなグループホームとして運営していく計画です。

敷地面積はおよそ528平方メートル。

木造平屋建てで延床面積はおよそ492平方メートルです。

県下の同様の施設の中でも屈指の広さとなります。

総事業費はおよそ2億円で、

一部には国と県の補助金も活用されることになっています。

 

小諸学舎

「きょうここに入る予定の人ですとか、

またここに足を運ぶ方々が中心となって餅まきでお餅を拾わせて頂きました。

今回ここはグループホームですね、

それと緊急でここに泊まる短期入所のスペースですとか、

地域交流用のカフェもありますので

地域の皆さんにもたくさん足を運んで頂いたり、

あとは障害があってお困りの皆さんがここでのびのびと楽しく生活できるような、

そんな建物になればいいという風に思います。」

 

施設の竣工は来年4月。

引っ越し作業などを経て、

5月初旬の運営開始を予定しています。