東信地域の産業廃棄物処理運搬会社でつくる

資源循環保全協会東信支部は、

毎年環境美化奉仕活動を行っています。

 

ことしは、芝生田区内の河川敷で

不法投棄されたゴミを撤去しました。

この活動は、

東信地域の産業廃棄物処理業者などでつくる

長野県資源循環保全協会東信支部が、

地域の環境保全を目的に取り組んでいるものです。

年に一回、区域内に不法投棄された産業廃棄物や

一般廃棄物の処理をボランティアで

行っています。

ことしの活動場所は、

不法投棄が後を絶たない

芝生田区内高架下にある河川敷です。

所属している21社から24人が参加したほか、

地元区である芝生田区の区民や

市の職員らも協力し、

総勢35人でごみの撤収作業に取り組みました。

高架下で人目につきにくく

急斜面となっているこの河川敷には、

様々なごみが投棄されています。

中には、ペットボトルや空き缶、

段ボールといった一般ごみの他、

外された引き戸や

ガーデニングに使用する木製のフェンス

マットレスなど処理に手間がかかる

大型の廃棄物も。

参加した人たちは、協力しながら、

手際よくごみを回収していました。

 

髙山和之支部長

「みなさんそれぞれ環境美化活動においては、

道路沿いであったり河川敷であったりという場所をされておりますけど、

やはりこういった大きな家庭系のごみですとか、

産業廃棄物的なものがですね、含まれている回収につきましては、

なかなか一般の方では、回収しずらいという点があるかと思います。

そういったところで、我々専門業者としては

皆さんと同じ美化活動をしているのではなく、

更にこういった誰もが手を出せないような回収をすると、

そして回収することによって、

新たにごみがごみを生むということのないように回収作業をしております。

年に一度で今はございますけども、

今後回数を増やしたり、

更に場所を広げて回収をしていけるように

計画はしていきたいと思っております。」