耳取区にある弥美登里神社では、

秋の例大祭が6日(土)と7日(日)に行われました。

本祭の7日(日)には、

古式鉄砲術と浦安の舞が奉納されました

 

弥美登里神社の例祭は、五穀豊穣や区民の幸福を願い、

毎年春と秋に執り行われています。

この日は、古式砲術の奉納が行われました。

耳取区は、江戸時代、

火縄銃の製造が盛んで

江戸幕府や小諸藩へ銃を収めていました。

境内でも射撃や火薬の実験を行っていた記録が

古文書に残っています。

今回奉納したのは、

松本藩森重流砲術保存会の3人です。

 

県内で生産された火縄銃などを使用し、

正座した姿勢で撃つ「礼射」など様々な砲術が

披露されました。

続いて、神事が執り行われ、

区内の女子児童による浦安の舞が奉納されました。

ことしは5年生と6年生8人が参加。

白い衣装の舞姫と黒い衣装の歌姫をそれぞれ

務めました。

 

子どもたちは、

五穀豊穣の祈りが込められた鈴を鳴らし

堂々とした舞を披露していました。

集まった人たちは子どもたちの雅な舞に見入りながら

区の安寧を祈っていました。

 

6年生
「すごい緊張したけれど、しっかり練習通り舞えてよかったです。

ことしは6年1人だけだったんですけど、

5年生のみんなとしっかり練習ができてとても楽しかったです。」