小諸市で、国と県の補助金を活用し整備を行った農道などの用地が、
一部未登記だったことがわかりました。
小諸市では、国と県の補助金を活用し、
「中山間地域総合整備事業・小諸西部地区」として、
平成18年度から22年度までの5年間に渡り、
農道整備事業などを実施しています。
このうち、9路線で、市民が市に寄付した用地のうち
62人分の土地が未登記になっていたことがわかりました。
面積は合計3860㎡です。
市に寄付した後も固定資産税を払っていたという、
寄付者からの問い合わせで発覚したもので、
平成28年度の課税超過固定資産税と都市計画税は、
26人分合計で7千700円でした。
市では今後、6月議会までに予算を計上し、
順次登記を進めていく計画で、
これまで課税超過となった固定資産税、都市計画税は、
速やかに本来の税額を確定し、
還付処理を進めるということです。
小諸市では、地権者へお詫びすると共に、
今後このようなことが起こらないように、
事務処理の徹底を図りたいとしています。