24日(土)、大久保にある安藤百福センターを会場に、
小諸の農業について考える
「アグリカルチャーミーティング」が行われました。
このイベントは、小諸の「食」や「農業」について
様々な観点で語り合うことで
小諸の農業の未来について考えようと開かれたものです。
会場には、市内の農業者を中心に、
農業に興味を持つ市民などおよそ60人が集まりました。
イベントでは はじめに、
現在農業の第一線で活躍する農業者らによる
基調講演が行われました。
「僕らのハードサイダー物語」と題して講演を行ったのは、
市内森山でリンゴ園を営む
宮嶋伸光さんと優作さん兄弟です。
「ハードサイダー」とは、アメリカでは一般的な、
りんごを使った発泡酒のことを指します。
宮嶋さんたちは、現在、
この「ハードサイダー」の製造と普及を目指して活動しており、
実際にアメリカのサイダリーへも視察に訪れています。
講演の中で2人は、現在思い描いている今後の夢について
熱く語りました。
このように述べた上で宮嶋さんは、
これからも様々なアイデアを出しながら、
新しいこと、楽しいことを追及していきたいと話していました。
会場に集まった人たちは、
なかなか聞くことのできない農業者の体験談に、
興味深そうに耳を傾けていました。