任期満了に伴い、 今年4月10日に行われる「小諸市長選挙」へ、

前市長の芹澤勤氏が出馬する意向を固め、 26日記者会見を開きました。

今日の会見には、芹沢勤氏を支援する関係者ら7人が同席。

集まった記者らを前に芹澤氏は、 市長選出馬を決めた思いについてこのように話しました。

芹澤勤氏は、静岡県沼津市出身で、現在は与良に在住。

年齢は75歳です。 慶応義塾大学卒業後、長野県職員となり、

小諸市の助役を経て、2004年、平成16年の 市長選挙で初当選。

3期目を目指した2012年、平成24年の選挙では、

市役所と小諸厚生総合病院の市庁舎敷地での併設再構築と

市単独でのごみ処理施設建設推進を掲げて立候補しましたが、

前市政からの方針転換を訴え当選した 栁田剛彦市長に敗れ落選しました。

会見の中で、芹澤氏は 自身が進めてきたコンパクトシティ構想について、

形が整いつつあるが具体的なものが見えてこない。

再構築される小諸厚生総合病院や医師会との連携を進め、

公共交通システムの更なる充実を図り「健康寿命」を伸ばすためのイベントを、

商店街と連携して進めるなど、

具体的な政策を進めていきたい。と話しました。

なお、芹澤氏は、後援会組織は作らず 「努力して希望を実現する会」とする政治団体を立ち上げ、

政策を広めていくとしており、 会長には元市議会議長の塩川重治氏が。

副会長には、前市議会議員の栁沢乃ぶ子氏が就くことが 決まりました。

今後芹澤氏は、具体的な政策をまとめたマニフェストを発表し、

政治団体での活動を通して広く市民に 自身の政策を周知していきたいとしています。