現在小諸市では、

今後12年間の市の目指す将来像となる

総合計画第5次基本構想の策定を進めています。

22日(火)には、有識者による総合計画審議会に対し

基本構想の素案が示されました。

この日の審議会には、

委員を務める市議会議員や関係団体の代表者、

それに公募の市民など委員9人が出席しました。

総合計画審議会は、総合計画の策定に関する重要事項について

調査、審議する市長の諮問機関です。

会では冒頭、栁田市長から

西村廣一会長へ

第5次基本構想を審議するという内容の

諮問書が手渡されました。

小諸市では、市の将来像実現のための指針となる総合計画

第5次基本構想の策定作業を昨年度から進めています。

策定に当たっては、

行政のみでなく市民が参加して作り上げることで、

市民協働によるまちづくりを目指そうと

まちづくり学習会や地域のお宝探しなどを開催。

市民が主体的に策定作業に参加できる

土壌づくりに取り組んできました。

今年に入ってからは、

基本構想に「地域別まちづくり方針」を盛り込もうと、

地区の課題や目指すべき将来像について話し合う

「地区懇談会」を各地で開催。

今月6日には、基本構想の策定に向けて、意見交換を行う、

「基本構想検討市民会議」を開き、

地域の課題や目指すまちの将来像などについて

広く市民に意見を募ってきました。

小諸市ではこれまで市民から寄せられた意見をふまえ、

基本構想の素案を作成。

この日は、事務局を務める市の職員から

素案が示された他、

今後の策定スケジュールについて説明が行われました。

また、この日は構想の審議に着手する前に

審議会の委員からも意見を募ろうと

市の目指すまちの将来像を表現するキーワードを選ぶ

ワークショップが行われました。

委員らはグループごとに話し合いを行い、

キーワードを絞り込んでいきます。

グループワークの最後には、

それぞれのグル―プの検討結果について

発表が行われました。

小諸市がめざすまちの将来像について様々な意見が出された

この日のワークショップ。

審議会では、

今後の会議で第5次基本構想について検討を重ね、

来年2月までに市へ答申することになっています。

市ではその後2月末に開会する市議会3月定例会へ

第5次基本構想を提出。

議会の議決を持って来年度から運用していくことになります。