23日(金)、小諸村田製作所の体育館では、

小諸村田製作所の自衛消防隊による

出初式が行われました。

小諸村田製作所の自衛消防隊は、

企業では県内最大規模の自衛組織です。

現在、隊員は32人。

通常業務をこなすかたわら、

職場の安全と火災予防を目的に

日々精力的に訓練に取り組んでいます。

以前はルネサス東日本 長野デバイス本部の

自衛消防隊として活動していましたが、

3年前に社名が「小諸村田製作所」に変更となり、

以降は小諸村田製作所の自衛消防隊として活動してきました。

式では訓辞に立った、有東哲郎本部長が

「阪神淡路大震災以降自然災害が頻発しているように思う」と話し、

隊員たちに次のように呼びかけていました。

「日々の訓練等を通して有事に備えてもらいたい。」

続いて昨年度の表彰が行われ、

訓練に皆勤だった隊員や去年社内で行われた放水競技で

優秀な成績を収めた班に表彰状が贈られました。

また、最後には、強矢浩司隊長が

力強く誓いの言葉を述べていました。

式を終えると、隊員たちは防火服に着替え、グラウンドに移動。

来賓や社員らを前に日頃の訓練の成果を披露しました。

訓練披露では、建屋内での火災を想定した救助活動や

消火活動が行われ、

隊員たちは、皆、日々の訓練で培った

一糸乱れぬ迅速な動きを見せていました。

また、この日は、放水によるくす玉割りや、

4色の色水を使った放水も披露され、

集まった人たちの目を楽しませていました。